我孫子前駅周辺はアクセス良好。駅から徒歩圏に高齢者住宅あり

我孫子前駅は、大阪市住吉区の遠里小野五丁目に位置する南海電気鉄道「高野線」の駅。1906年(明治36年)「臨時我孫子観音前」として開業。大阪高野鉄道や近畿日本鉄道などに変わりながら、1947年、路線譲渡により南海電気鉄道の駅となり、現在に至ります。スロープや多機能トイレ(車椅子用トイレ・オストメイト・ベビーベッド)も設置され、バリアフリー化の進む駅です。
2面2線のホームにはなんば方面行き上り列車と、高野山方面行き下り列車が停車。急行は通過しますが、各駅停車の本数が多く、上下線ともに1時間に5本ほど発着。朝の5時から24時まで運行しています。1日の平均乗降人員は8,314人。南海の100駅の中では33位です(2012年度調査結果)。
駅名の由来は駅の東にある「我孫子観音」。しかし、我孫子前駅から我孫子観音まで歩いて約20分かかるため、参拝客は我孫子前駅の東側にあるJR阪和線「我孫子町駅」か、さらに東の大阪市営地下鉄御堂筋線の「あびこ駅」を利用します。反対に、我孫子前駅の西側には阪堺電気軌道「阪堺線」の我孫子道駅もあり、交通アクセスの非常に発達した場所です。
駅周辺にはスーパーやコンビの他、ドラッグストアなどが点在。その他、幼稚園から大学のキャンパスまで揃っています。我孫子前駅は北隣の「沢ノ町駅」まで600mしか離れておらず、両駅の間には住吉区役所や住吉図書館、沢ノ町公園などがあります。ちなみに南隣の浅香山駅までも1.3kmと近く、列車の利用がしやすいです。
駅の南側に県道42号、西に県道30号が走り、沿線には飲食店やコンビニがあります。南には大和川も流れ、河川敷には大和川河川公園も。我孫子前駅周辺は比較的環境の整った場所と言えるでしょう。
我孫子前駅周辺には高齢者住宅や住宅型有料老人ホームなどができました。高齢者住宅は入居時の費用10万円前後・月額利用料は10万円台。住宅型有料老人ホームは入居時の費用・月額利用料共に10万円台といった金額です。駅から歩いて行ける距離の施設もあるので、ご家族が面会に来る際も便利でしょう。高齢者住宅や住宅型有料老人ホームはどちらも完全個室で食事の用意や生活サポートがあるので、安心して生活できる環境だと言えます。
我孫子前駅エリアは、交通アクセスも良く、買物もできる場所。シニア世代にもおすすめです。ぜひ、エリア内のシニア向けの住まいに見学にお越し下さい。