紀州街道のすぐ近くで、川の向こうは大阪市という地域です

大和川停留場は、阪神高速15号線と非常に近接しています。また、紀州街道にも近いです。この車道の一部は、堺市と大阪市をつなぐ大和橋となっています。この橋は、「浪速の名橋50選」に選出されたことがあり、交通上のニーズがとても高いです。
大和川停留場の周囲は、宅地と事業用地が入り乱れた状態となっています。戸建ての住宅や集合住宅があちこちにみられる一方で、中小企業の拠点や工場などが点在しています。ちなみに、停留場からしばらく東進すると、やがて「イオンモール堺鉄砲町店」にたどり着きます。ショッピングモールとして優れていることはいうまでもありませんが、そのほかにもイオン銀行をはじめ系列の企業などがたくさん入っていますから、さまざまな利用方法が考えられそうです。
大和川停留場は、阪堺電気軌道の阪堺線の管内にある停留場です。阪堺線は、南海電鉄の路線2種類(本線と高野線)と並行するように敷設されていることで有名です。実際に大和川停留場も、これらの路線に歩いてアプローチできる位置にあります。
管内には、南海本線・高野線と接続している停留場が非常に多いのですが、そのほかの路線との乗り換えが可能な停留場も少数なら存在します。上町線と接続しているのは、5区間離れた住吉停留場です。そして、5キロ近く離れている北天下茶屋停留場で下車すると、大阪市営地下鉄の阪堺線への乗り換えが可能となります。さらに2区間進むと今船停留場が登場しますが、この停留場では大阪市営地下鉄の四つ橋線への乗り換えを実行できます。
大和川停留場の近隣で介護施設を検索するときは、堺市と大阪市の双方の施設がヒットする可能性が高い点に注意しないといけません。特に、なかなか希望条件に合った施設が見つからず、探す範囲を拡大することになったときは、どこの自治体に住所があるのか(堺市堺区のほか、大阪市住之江区、住吉区……etc.と、かなり分かれます)よくチェックする必要があります。
ただし現時点では、それほど停留場から遠ざからなくても手ごろな施設を見つけられる可能性が高まっています。停留場から数百メートルという好立地での開業に成功した施設が、数軒登場しているのです。