堺駅はアクセス良好。バス路線も豊富。病院併設のグループホームも

堺駅は、大阪府堺市堺区の戎島町にある、南海電気鉄道「南海本線」の駅。1888年に(明治21年)開業しました。1912年、堺駅と湊駅との間に「龍神駅」が開業しましたが、1955年に堺駅と龍神駅が合併。現在の「堺駅」になりました。
エレベーターやエスカレーター、多機能トイレの設置されたバリアフリー仕様の高架駅です。2面4線のホームには、なんば方面行き上り列車と、和歌山市方面行き下り列車が停車。下りは関西空港方面行きの空港線も乗り入れます。2013年度の調査では、1日の平均乗降人員は約3.4万人で、南海の100駅の中で8位。高野線と平行しない区間の中では、堺駅が最も多い乗降車数を誇っています。
駅の各出入口付近にバス停が設置されており、東口のバスターミナル(堺駅前停留所)には阪和堺市駅や堺東駅前、インテックス大阪や海遊館へ行くバスが発着。高速バスも豊富で、東京・鎌倉・京都・横浜などに行くことができます。
堺駅西口停留所には堺浜シーサイドステージ、堺東駅前、阪和堺市駅前などを巡るバスが、堺駅南口停留所には北野田駅前や堺駅前、労災病院前、新金岡駅前などに行くバスが発着。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン行きや東京ディズニーランド行きなども運行されており、堺駅は大変バスの便の良い駅です。
駅の東口周辺には複合商業施設があり、家電量販店やスーパーが入居。駅の東側には阪堺電軌阪堺線の「大小路駅」、さらに先には南海高野線の「堺東駅」があります。
西口前にはホテルなどが建ち並び、堺駅と空中回廊で直結しています。駅前広場は国道26号と隣接しており、西方には商業施設「堺浜シーサイドステージ」や工場も。南口側の高架沿いには商店街、駅南西には「日本一低い山」として有名な蘇鉄山を擁する「大浜公園」があります。
堺駅エリアには入居時の費用・月額利用料がともに10万円前後のサービス付き高齢者向け住宅も誕生。カラオケや麻雀などレクリエーションが豊富で、夫婦入居も可能です。
その他にも、住宅型有料老人ホームやグループホームなどが点在。グループホームは入居時の費用30万円ほど、月額利用料は15万円未満といった金額です。中にはクリニック併設の施設もあり、魅力的です。
堺駅エリアには他の路線も乗り入れており、交通の便が良い場所となっています。高速道路も東西に走り、駅にはバスターミナルがあるという利便性の高さがメリットです。