名だたる高級住宅地がかたまった、ステイタスのあるエリア

現在では、霞ヶ丘や向ヶ丘のような高級住宅地が発達しており、府民から尊ばれるエリアに成長しています。この界隈で老後を送れるとなれば、ステイタスを思う存分に味わえるという向きにはぴったりでしょう。
あまり大型の車道が通るエリアではありませんが、大阪府道34号線を使えばいろいろな方角を迅速に目指せます。駅前には専用のバスロータリーがありますが、少し離れたところに違う停留所もあり、バスを利用する環境は洗練されています。この地区を管轄しているバス会社は、南海バスのみです。
上野芝駅はJRの阪和線に所属する駅です。残念ながら上野芝駅には、いかなる快速列車も停車しません。しかしすぐそばに堺市駅・三国ケ丘駅・鳳駅のようなあらゆる種類の快速列車が停車する駅があるため、結果的にはたいしたハンディキャップではない様子です。
特に三国ケ丘駅では、南海高野線への乗り継ぎができるため、利用頻度は自然と高いものになりそうです。なお鳳駅については、阪和線の支線である羽衣線への中継地点であるという側面があります。
さらに少し離れた駅を見渡すと、長居駅が自然と目にとまります。長居駅は、大阪市営地下鉄の御堂筋線に接続しており、この駅を介して大阪市内各所に向かうという行動のパターンが生まれます。さらに阪和線をさかのぼると、発着駅である天王寺駅に到達します。逆方向をたどるなら、関西空港線に接続している日根野駅が視界に入ることでしょう。
上野芝駅の利用率は低下していましたが、近年は多少回復しつつあります。1日平均の乗客数が2008~2010年まで連続して8000人を割りましたが、2011年にまた8000人を超えています。上野芝駅の周囲には高級住宅地がかたまっていますが、介護施設を駅周辺で探す場合は、高額な施設ばかりを目にするような結果にはなりません。
むしろその反対で、入居一時金や月額使用料が10~15万円くらいの範囲に収まる施設を立て続けに目にすることさえあります。もちろん高額な料金システムを持っている施設はありますし、建物などから高級感を感じ取れる施設に入ることだって簡単にできます。駅から1キロと離れていない場所で探すことも難しくはありません。上野芝駅は、介護施設を選ぶときに候補がたくさんあって迷ってしまうくらいのエリアになっています。