高見ノ里駅周辺は商業施設あり。サービス付き高齢者住宅は設備充実

高見ノ里駅は、大阪府松原市の高見の里三丁目に位置する近畿日本鉄道(近鉄)「南大阪線」の駅。1932年開業。近鉄で唯一駅構内に井戸のある駅です。
2面2線のホームを有する地上駅で、ICカード「PiTaPa」も使えます。南大阪線の大阪阿部野橋方面行き上り列車と、藤井寺・古市・橿原神宮前・吉野・河内長野方面行き下り列車が停車しています。
2005年の調査によると1日の乗降人員は7,566人。2008年は6,509人、2010年は5,773人。緩やかに利用者数が減っているのが分かります。
高見ノ里駅エリアには飲食店やコンビニ、高校や郵便局といった施設も。駅南西には大泉池の綺麗な大泉緑地が広がっています。また、東隣の「河内松原駅」までが0.9kmと近く、高見ノ里駅と河内松原駅との間には、松原市役所や松原市民図書館、市民体育館、松原中央公園などの公共施設が顔を並べるエリアがあります。
そのエリア横にはショッピングモールも誕生し、ドラッグストアや家電量販店、美容室やクリニックなどが入居したので便利です。ちなみに西隣である「布忍駅」までは0.8km。電車の利用しやすいエリアと言えるでしょう。
最寄りのバス停は「高見の里駅前」バス停で、河内松原駅前行きや堺駅前行きの南海バスが止まります。そして、松原市のコミュニティバスである「ぐるりん号」の丹南・西大塚・松原市役所などを巡る南北ルートも発着。近隣の「高見の里三丁目」バス停にも、ぐるりん号の西ルート天美方面行きが止まります。
駅エリアには介護付有料老人ホームや住宅型の有料老人ホームや、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームといったさまざまな種類のシニア向けの住まいができました。
介護付有料老人ホームは入居時の費用20万円前後・月額利用料は20万円未満。介護だけでなく看護も受けられ、入居者が安心して過ごせる環境です。面会に来たご家族がゆっくりできるゲストルームもあります。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は入居時の費用10万円以下、月額利用料は15万円以下。介護サービス代は別途加算タイプですが、完全個室の居室にはトイレやキッチンがついており、ネット環境も整っています。基本的に自由に時間が使えますので、気楽に暮らすことができるでしょう。
高見ノ里駅エリアは商業施設や公共施設の揃う場所。近隣駅との距離も近く、列車での移動もしやすい場所です。一度、エリア内のシニア向けの住まいに足を運んでみてください。