球場があった場所。住宅型有料老人ホーム現在増えています

現在は、球場の跡地に新しいマンションが入っています。このほかにも大きな団地が近くにあるため、白鷺駅の利用者の大半はこれらの住宅地で暮らす人が占めています。もっとも、近くに大阪府立大学をはじめ学校機関がいくつもあるため、それらの学生や生徒も1年を通して駅を出入りしています。
ダイキン工業の事業所もあるため、その中で働く人が使う駅でもあります。白鷺駅は駅前のほか、近辺にバス乗り場が数ヶ所置かれています。南海バスの勢いが強い範囲ですが、市営のコミュニティバスに乗ることもできます。
白鷺駅は、南海高野線の管内にある駅です。すぐ隣に中百舌鳥駅があるため、泉北高速鉄道線への乗り換えはとても簡単でしょう。中百舌鳥駅は特急や快速列車などはほとんど停車しませんが、大阪市営地下鉄の御堂筋線への乗り換えができる駅でもあるため、何かと経由する頻度は高いものになりそうです。
それ以外で乗り換え場所を探す場合、三国ヶ丘駅と河内長野駅が手ごろな候補になるでしょうか。前者ではJRの阪和線に、後者では近鉄の長野線と接続しています。なお特急列車に乗れる駅は白鷺駅の近くには少ないのですが、河内長野駅と金剛駅、そして堺東駅で降りて待つという方法が考えられます。
白鷺駅の利用率は、どんどん低下して来ました。1990年代は低下のスピードが顕著で、1日あたりの乗降客数を計算すると2000年の段階ではその10年前のおよそ三分の二しかありません。2000年代もじりじりと減り続けていましたが、2010年ころから横ばい気味に転じています。
白鷺駅のすぐそば(徒歩10~15分以内でいける範囲)で介護施設を探す場合、見つけられないということはおそらくありません。もっとも軒数が極端に少ないことは否定できません。1~3キロくらいのあたりまで遠ざかると、検討できる施設はそこそこ多めになることでしょう。
白鷺駅は、施設の区分については顕著な特徴があります。それは「住宅型有料老人ホームがとにかく多いエリア」であること。施設の大方が住宅型有料老人ホームだといっても差し支えないくらいです。ちなみに、そのほかの施設を探すなら、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が若干数なら発見できる可能性があるでしょう。