利用者数が増え続けるのに合わせて、介護施設も着々と増加中
大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の終着駅となっている、門真南駅。開業したのは1997年と、まだ市営地下鉄全体で見ても新しい駅に入ります。したがって駅の構内は全体的に新しくて汚れていない設備が多いですが、2011年に可動式の柵がプラットフォームに導入されています。つまり安全性などが一段と進歩したことになり、高齢者には安心できる環境と評価できます。長堀鶴見緑地線には、花や植物をテーマにしたデザインがよく見られますが、この駅もその例外ではありません。門真南駅は「クスノキ」がテーマとなっており、構内のあちこちにクスノキをモチーフにしたデザインが見つかります。そしてこの駅には「ステーションカラー」という特徴があります。エメラルドグリーンを駅の色に指定していることから、濃密なグリーンをあしらった箇所がふんだんに出てきます。
駅の構造については、駐輪場やバスターミナルに接続している点も特徴的です。市営バスと京阪バスが乗り入れており、大阪駅や古川橋駅などに向かうことができます。長堀鶴見緑地線は数々の重要な駅に停車しますが、門真南駅から近くて便利な駅には、今里筋線に乗り換えできる蒲生四丁目駅や、京阪本線・片町線・大阪環状線と接続する京橋駅が数えられるでしょう。
この駅は開業以来、順調に利用者を集めています。開業から間もないころの1日当たりの乗降客数は6000名に満たなかったのですが、2013年には10000名を突破しました。これからもまだ利用率は高まる可能性が高く感じられます。
門真市は高齢化率が上昇している自治体のひとつです。市の当局は増え続ける高齢者のためにサービスを随時実行しており、60歳や65歳という節目の年齢になるとどんどん恩恵を受けられます。ただし、特別養護老人ホームなどの、どこでも人気が集中する施設については門真市も頭を悩ませている様子があります。
これから施設への入居を希望するなら、他の老人ホームないし高齢者専用住宅に目を向けることも大切でしょう。門真南駅から中心に考えると、高齢者住宅・サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームの増加が目立ちます。ただ増えているだけではなく、これらはいずれも安い月額使用料で入居がありうるという点で一致しています。
それ以外の選択肢に目を向けると、介護付き有料老人ホームも存在感を増していることがわかります。まとまった資金を出せる場合は、こちらを見学することも悪くありません。その他、グループホームもありますから、認知症の場合はおすすめできます。



























































