大阪の繁栄の象徴。最近は「せんば」ブランドが復興しています
2010年代に入ってから、副駅名として「船場西」または「船場東」という文言が少しずつ使われるようになった本町駅。江戸時代には、大阪の町人文化のステージとして大いに栄えた歴史があります。20世紀に入ってからは、経済・ビジネスの町として無数の実績を築き上げてきた土地柄です。このため今世紀に入っても、本町エリアに拠点を持つ企業に就職することは、大学生の間ではいまだに絶大なステータスがあります。実際に、本町駅近くに建てられたビル群には近畿圏を、そして日本を代表する企業ばかりが入居しています。商業施設の割合は高いとは言えませんが、大阪でもトップレベルの質・サービスを期待できる環境といえるでしょう。本町駅は、阪神高速1号線・16号線がクロスする地点の真下につくられている駅。バス乗り場は地上に2ヶ所に分けて設置されています。やってくる路線バスはすべて市営のコミュニティバスです。本町駅は、大阪市営地下鉄の路線が3種類接続している駅です。御堂筋線の管内では、淀屋橋駅と隣接しています。この隣駅を通って京阪本線や中之島線に乗り換えができます。四つ橋線の管内では、肥後橋駅や四ツ橋駅と隣接しています。四ツ橋駅については御堂筋線のほか長堀鶴見緑地線と接続しています。また中央線の管内では阿波座駅や堺筋本町駅と隣接しています。この2駅を使用すれば千日前線や堺筋線に乗り換えができます。本町駅の利用率は非常に高く、大阪府内で見てもランキングの上位に安定してはいってきます。とはいえ、数十年前から下降しています。1日あたりの乗降客数は、前世紀が終わるころに25万人を割り込みました。2000年代末期が近づくと、20万人を切るのは時間の問題のように思われました。しかしその後若干の回復ぶりを示しており、昨今は21万人を超える計算結果が毎年のように出ています。本町駅を起点として介護施設をお探しの場合、駅から歩いて数分でいけるような近場で施設を探すことはなかなかできないのが現状です。もっとも、駅から数百メートルの場所で開業することに成功している例だって皆無ではありませんから、1度時間をかけて探す価値はありますが。施設を探しやすくなるのは、駅から2キロくらい離れてからになるでしょう。最初のうちは、駅から6キロくらい離れたあたりまでをじっくりと探してはいかがでしょうか。土地柄とは意外に高くつかない施設も数多くあります。























