浦添市は病院や商業施設が多くて便利

浦添市は、沖縄県の本島中部と南部との間。
那覇市の北隣で、同市のベッドタウンとして人気です。
1998年には人口10万人を超え、その後も増加の一途をたどり、2023年には11万5,702人に。
沖縄県の市町村の中で4番目に多いです。
沖縄県には鉄道が走っていないため、浦添市にも鉄道はありませんが、現在、那覇市内を走る「ゆいレール」の延伸が計画されており、 浦西駅(仮)に止まるルートが2019年開業する予定です。
鉄道がない分、バス路線の充実しているのが特徴で、琉球バス、沖縄バス、那覇バス、東陽バス、やんばる急行バスなどが浦添市と那覇市を結ぶ路線を運行中。
那覇市へのアクセスが豊富で、那覇空港までの路線もあります。
道路は、国道58号線と330号線が走り、この2本の国道を県道34号線と38号線が結び、さらには、首里方面から延びる県道153線が市内を縦断して国道58号線まで通じています。
市の東エリアには沖縄自動車道が走り、西原出入口から利用可能。
自動車でも那覇市へ行きやすいです。
歴史的には、浦添を拠点とする中山が15世紀に沖縄本島を統一。
拠点を浦添から首里へと移し、「琉球王国」が誕生しました。
そんな浦添市には史跡・名跡が多く点在し、「浦添城跡」や、王墓「浦添ようどれ」などは「一見の価値がある」と言われる名所です。
ちなみに浦添ようどれの「ようどれ」とは、「夕凪」のことで、物静かな状態を連想することから「お墓」という意味で使用されるようになったと言われています。
また、市西部は海に面しており、「カーミージー」と呼ばれる自然海岸では、美しいエメラルドグリーンの海を眺めることが出来ます。
近年、浦添市内にはショッピングセンターやショッピングモールが誕生し、現在でも商業施設が増えています。
昔ながらの商店街も、今なお各地域に根付いていますので、日常の買い物に困ることはないでしょう。
浦添総合病院や同仁病院、浦添海邦病院といった大きな医療施設や、歯科・眼科・耳鼻咽喉科・胃腸科などの個人病院も市内各地にあります。
野外プールが設置されている施設や、和風から洋風までバリエーションの高い料理を楽しめたり…とサービスも豪華な施設もあります。
沖縄の美しい自然に囲まれながらリゾート気分を満喫しつつ、優雅なシニアライフを楽しんでみてはいかがでしょう。