速見郡は大分の海辺の群。別府湾が一望できる有料老人ホームも

速見郡は、大分県の中部の群。
国東半島の南端に位置し、現在は日出町(ひじまち)のみで構成されています。
かつて速見郡だった別府市・杵築市と隣接。
そのため今でも2市を含めたエリアは「別杵速見(べっきはやみ)」と呼ばれ、結びつきが強いのです。
大分市とも近く、同市と別府市のベッドタウンとして発展。
また、国東エリアの半導体工場のベッドタウンでもあるため、県内でも珍しく、人口の増加を見せています。
また、別府湾に面しており「城下かれい」が有名。
そして「大分むぎ焼酎二階堂」や「紅八朔オレンジ」など特産品も多い、食べ物の美味しい群です。
交通アクセスとしては「日出駅」が群の中心駅で、JR九州の「日豊本線」が乗り入れています。
郡内には「大分交通」の路線バスが走行し、郡民の足代わりとして活躍中。
最寄りの空港は国東市にある「大分空港」です。
道路は発達しており、大分自動車道や日出バイパスといった高速道路や、国道や県道が整備されています。
観光エリアもあり、キティちゃんなど数多くのキャラクターが出迎えるテーマパーク「ハーモニーランド」や、毎年海水浴場として賑わう「糸が浜」等があります。
このように、車による移動もスムーズなエリアなのもあり、高齢化率は大分県東部エリアでは最も低いのが特徴でした。
2013年の調査では大分県全体の高齢化率の平均が27.4%という数値だった中で、速見郡は25.5%だったのです。
しかし、急激に高齢化が進み、2023年には30.7%まで上昇。
そのため速見郡は細やかな高齢者福祉サービスや認知症対策などを実際に行うことで、高齢者の生活を支えています。
例えば、緊急通報システム「愛ことば」を無料で貸し出し、一人暮らしの高齢者などの急病や事故に対応。
孤独死などを防いでいます。
さらには認知症用のカフェをつくり、認知症の方とそのご家族のいこい場を提供しています。
そして、高齢者の住まいの確保として、介護施設の積極的認可も実施。
そのおかげで郡内には有料老人ホームなどもあり、料金も高額ではありません。
住宅型有料老人ホームなら入居時の費用0円・月額利用料が13~15万円程度。
介護付き有料老人ホームでも入居時の費用0円、月額利用料が11~15万円といった所もあるので入居しやすいと思います。
施設内から別府湾を一望できる素晴らしいロケーションの施設も多いですから、海好きの方には是非、おすすめしたいです。