馬下地区の集落が、駅の南側に広がっています
プラットホームと隣接した、レンガ造りのランプ小屋がトレードマークとなっている馬下駅。明治末期に開業しており、すでに1世紀を優に超える歴史を持っています。2014年の春にダイヤ改正が実施されています。停車する列車数が減ったものの、従来よりも快速列車が多めにつかまるようになっています。
馬下駅は、阿賀野川の南岸に位置する駅。駅の東側から南側にかけては山林地帯ですが、その手前に集落が細く延びています。駅の西側は主として農地などに使われています。保養センターなどが建てられており、ゆったりとした暮らし向きを実現していただける土地柄が、このエリアにお住まいになる場合の最大の魅力でしょう。馬下駅の周囲で幹線道路をお使いになる場合は、国道49号線・290号線や県道134号線・315号線・353号線などをお選びいただけます。
馬下駅は、JRの森と水とロマンの鉄道に所属する駅です。管内では、どちらかといえば終着駅側に位置しており、終点である新津駅まで20キロ未満という距離です。新津駅では、信越本線および羽越本線へのお乗り換えが可能です。特に前者に関しては、上越新幹線や白新線・越後線と接続している新潟駅が含まれていますから利用価値は高いです。
発着駅である郡山駅まで足を運んでいただくと、数種類の在来線(ゆうゆうあぶくまライン・東北本線・水郡線)・新幹線(東北新幹線・山形新幹線)をご利用になれます。その途上にある会津若松駅で下車していただくと、只見線および会津鉄道の会津線をご利用になれます。
馬下駅の周囲は人口密度が低い土地柄です。このため、駅が完全無人化されてからすでに30年以上が経過しています。駅の利用率の調査が実施された形跡はありませんし、1日平均の乗客数は少ないものと推察されています。
馬下駅の周囲で介護施設をお探しになる場合は、早い段階から遠方の土地にある施設になるべく目を向けていただくほうが得策でしょう。実は、駅から近い範囲にも介護施設はあるのですが、速やかにご入居できないケースもあります(特に、公営の施設については空き部屋がない可能性があります)。最初のうちから、駅から6~7キロくらい離れたところまでチェックすることがおすすめです。
施設のジャンルについては現在、サービス付き高齢者向け住宅および住宅型有料老人ホームが注目を集めているところです。これらの施設の月額使用料は、10万円台が相場のようです。

















