岩崎本舗のCMで、お茶の間に広く知れ渡りました
プラットホームの一部が緑化されていることで、かつて話題をさらったことがある、浦上車庫停留場。岩崎本舗のCMのロケーション現場になったことでも、一度かなりの話題を集めました。
この停留場が創設されたのは、第二次大戦が終結して数年後のことでした。名前の通り車庫と連結している停留場で、時間帯によってはたくさんの列車が停泊している様子を眺めることができます。
浦上車庫停留場は国道206号線と近接しています。またこの県道沿いにバス乗り場が設置されており、長崎自動車および県営のコミュニティバスが手がける路線が乗り入れています。
浦上車庫停留場は隣接する大橋停留場と非常に接近しており、たったの200メートル程度しか離れていません。川を渡るとすぐに大橋停留場に着いてしまうほど。川の向こうは、河川敷をうまく利用する形で県営の野球場およびラグビー・サッカーフィールドとなっています。そしてこれらの敷地と国道を挟む形で、平和公園が立地しています。有名な平和記念像はこの公園の片隅に建立されています。
浦上車庫停留場の利用率に関しては、近年は調査があまりコンスタントに実施されていないと思われますが、今世紀がはじまる直前のデータによれば、1日あたりの乗降客数は2000人を上回る規模だった模様です。
浦上車庫停留場は、長崎電気軌道の管理下にある停留場です。管内で見ると、他の鉄道と接続している停留場は住吉停留場・浦上駅前停留場・長崎駅前停留場があります。これらの停留場はいずれも、JRの長崎本線への乗り換え場所として活用されてきました。なお住吉停留場は、住吉市場へご用事の時など役に立つ場所です。
浦上車庫停留場がある場所を起点として介護施設をお探しの場合、至近距離にある施設ばかりにこだわりすぎてしまうことはおすすめできません。チャンスがまったくないとまではいえませんが、施設を見つけやすくなるのはもっと停留場から遠ざかってからとなるからです。
特によくチェックしたほうがいいのは、停留場から3~4キロくらい離れたあたりになりそうです。そのあたりに進出しているのは、住宅型有料老人ホームがいちばん多く、その次に健闘しているのはサービス付き高齢者向け住宅でしょう。安い施設から高い施設まで、料金面では多様化していますが、どちらかといえば安い施設(月額使用料が、10万円くらいまで)のほうが多数派となっています。

















