安い介護施設が、いつの間にか増えてきました
岩屋橋停留場の名前の由来は、南側に少し歩くと見えてくる岩屋川に架けられた小さな橋にあります。この停留場がある場所は、県営住宅などの集合住宅や、戸建て住宅が立ち並ぶエリア、そして小規模なビルや商店、少数の公共の施設などに取り囲まれています。岩屋橋停留場は浦上街道に面した位置に所在する停留場。また、南側の三叉路をたどるとやがて長崎バイパスにアプローチできます。
岩屋橋を渡り、さらにその南側に現れる大橋を渡ると、右手には県営のスタジアムやラグビー場・サッカー場が出現します。逆に左手に視線を向けると、平和公園が目の前に現れます。これらの施設と反対方向(北方向)に浦上街道を歩むと、じきに長崎大学の広大なキャンパスが視界に飛び込んできます。
岩屋橋停留場は、長崎電気軌道の管内にある停留場。その中においては、第1系統・第2系統・第3系統のすべてに属しています。始点である赤迫停留場方面に進むときは、4区間先に出てくる住吉停留場が最寄りの乗り換え地点といえます。この停留場は、JRの長崎本線(長与支線)と接続しているからです。
このほか、管内では長崎本線と接続している停留場が2ヶ所あります。浦上駅前停留場と長崎駅前停留場のどちらで下車してもOKですが、前者は岩屋橋停留場と6区間しか離れていません。浦上駅前停留場の1区間手前に位置する大学病院前停留場は、長崎大学病院に行きたくなったときによく使われています。
岩屋橋停留場の利用率は、近年調査がほとんど実施されていない模様です。ただし10年以上昔の調査結果であれば簡単に閲覧できます。それによると、1日あたりの乗降客数は2500人ほどに達しているということです。
岩屋橋停留場のそばで介護施設をご検討の場合、定員数などに注意したほうがよいでしょう。停留場から1キロ以内といった近場で探しても、数軒程度ならおそらく見つけることは難しくありません。しかし「満員となっていてすぐに入れない」といった事態になっている可能性は否定できません。そのため、最初のうちは駅から4キロくらい離れたところまで、念入りに探し回ったほうが正解でしょう。
施設のタイプに関しては、グループホームがいちばん多そうです。その次に目立つのは住宅型有料老人ホームで、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームなどはさらにその次でしょう。入居費用については、施設間の差がやや大きいです(安価な施設を発見することはわりと簡単でしょう)。

















