豊野駅エリアは便利な場所。グループホームも徐々に増えている
豊野駅は、長野県長野市豊野町の豊野に位置するしなの鉄道・JR東日本の駅です。駅エリアは基本的に住宅街ですが、少し行くとリンゴ畑が広がっています。豊野町は「りんごの町」と名乗る程で、近隣には「豊野温泉りんごの湯」も。
1888年開業。2000年頃から駅や駅周辺の整備工事を開始。「ゆたかのふれあいつうろ」と呼ばれる東西連絡通路等が作られ、バリアフリー設備も増えました。2008年橋上新駅舎が完成。また、豊野駅の北を通る市道と接続するロータリー等も整備され、ますます使いやすい駅となっています。
豊野駅にはしなの鉄道の「北しなの線」とJR東日本の「飯山線」が停車。飯山線は豊野駅が起点で、全ての列車が北しなの線を通して長野駅まで乗り入れています。北しなの線は元々、JR東日本の「信越本線」だったので、豊野駅はJR東日本の単独駅でしたが、北陸新幹線の開業と共に、並行在来線である信越本線はしなの鉄道に移管。同時に豊野駅もしなの鉄道の管轄となり、現在は2社の共同使用駅です。
2面3線のホームには飯山線を含む北しなの線の長野方面行き上り列車が停車。北しなの線の妙高高原方面行きの下り列車と、JR飯山線の戸狩野沢温泉・森宮野原・十日町・越後川口方面行き下り列車も止まります。
1日の平均乗車人員は、2000年度1,050人、2005年度1,033人、2010年度935人、2014年度899人。しなの線の上りのみ1時間に1~4本程止まりますが、他の線は1時間に0~2本程度です。
駅の南北にバス停も設置。市民病院や柳原駅等を巡る長野市コミュニティバスと、りんごの湯や観音堂前等を巡る長野市営バスが止まるので便利です。
駅の周辺は旧豊野町の中心地だった為、商業施設も多く、スーパーや100円ショップ、ドラッグストア等が点在。特に南を走る国道18号「アップルライン」の沿線にはホームセンターやショッピングモール、コンビニ等が並んでいます。旧豊野町役場である長野市役所豊野支所や、豊野体育館等の公共施設も多いのが特徴です。駅の近くには美容室等が並ぶ小さな商店街も。シニア世代も買物がしやすいエリアでしょう。
豊野駅エリアは商業施設も多く、交通網も発達しており、それでいて自然も残る場所です。また、千曲川や浅川、鳥居川といった川も流れ、水も豊かです。駅周辺にはグループホーム等のシニア向けの住まいも出来ています。シニア世代にもお薦めのエリアですので、気軽に見学してみて頂きたいです。


