西諸県郡高原町は「天孫降臨の地」として有名な自然豊かな町

西諸県郡高原町は宮崎県南西部の町で、宮崎県の中心都市「宮崎市」へ40km程の場所。
霧島連山の麓にあり、町域の半分が高原地帯、後の半分が山林エリアという、自然溢れる町です。
1889年高原村が誕生し、1934年高原町になりました。
人口は徐々に減っており、2010年までは1万人台を維持していましたが、2015年には1万人を割り、9,300人程度となっています。2023年には8,249人と着実に人口が減少していることがわかります。
しかし、西諸県郡高原町は天孫降臨の地(古事記・日本書紀に記された、邇邇藝命が天照大神の神勅を受け、天照大神から授かった三種の神器と共に、天児屋命などの神々を連れ、天降ったとされる伝説の場所)として有名な高千穂峰があり、観光客も訪れる町です。
高千穂峰は火口湖である御池等を有する美しい場所。
観光地としても人気です。
御池は火口湖としては日本一深い湖で、湖の畔にはキャンプ場や「御池野鳥の森」と呼ばれる公園があります。
トモエガモやコガモといった水鳥が観察できる湖です。
町内にはさまざまなスポットがあり、霧島六所権現の一社である「狭野神社」では、御田植祭、新嘗祭、高原の神舞等の祭事を開催。
特に高原の神舞は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
また、高原ICから車で10分程の場所には「湯之元温泉」も。
古くから湯治場として町民に愛用されているようです。
交通アクセスとしては、JR九州の「吉都線」が通り、高原駅や広原駅から利用可能。
宮崎自動車道は高原インターチェンジ(高原IC)から乗降できますし、町内には国道221号・国道223号・宮崎県道29号・県道406号等が走行。
宮崎交通が運行する路線バスも走っています。
丁度JR高原駅と高原ICの中間付近に高原町役場があり、その周辺に民家も集中。
郵便局や町民体育館、高原町総合運動公園、銀行、書店やコンビニ等が揃い、小中学校や幼稚園等もあります。
近年、グループホームや住宅型有料老人ホーム等のシニア向けの住まいも誕生しました。
高原駅から徒歩圏にも出来ており、ご家族等も面会に行きやすいのが魅力です。
グループホームはのんびり園芸などが楽しめるアットホームな雰囲気。
認知症の方に特定されますが、ショートステイや体験入居にも対応しています。
「とりあえずどんな所が体験してみたい」という方にピッタリです。
一方、住宅型有料老人ホームの中は言語聴覚士・理学療法士・作業療法士がいるホームも。
クリニックも併設なので、毎月の薬などがもらいやすいです。
また、ホームによってはカラオケや囲碁将棋、麻雀等の娯楽が豊富で、面会者とくつろげるゲストルームがあります。