安くて過ごしやすいグループホームが今、大人気です
過去10数年で、多賀城駅およびその周囲の光景はずいぶんと様変わりしています。駅の高架化工事がその要因ですが、特に変わったのは2010年以後でしょう。東日本大震災の影響で予定を修正する羽目になったという番狂わせもありましたが、2014年までにほぼすべての工事が完成に至りました。駅舎が一新されたことでエスカレーターのような設備が充実し、どんな乗客にとっても使いやすくなっています。新しい商業施設が併設されたことも好評を博しています。多賀城駅の周囲は、市役所などをはじめ各種の施設が集まっており、市内の中心部にふさわしい街並みが広がっています。国道45号線に近いことや、駅前の乗り場にてミヤコーバスや公営のコミュニティバスが数種類発着していることも、この駅周辺の便利さを物語っています。ちなみに仙台港へのアクセスもタクシーやマイカーを使えば、時間を要することではありません。仙台港では現在、フェリーの発着が実施されています。
多賀城駅は、JRの仙石線に所属する駅です。この路線で最大の乗り換え場所といえば、仙台駅のほかにはありません。その仙台駅とは9区間離れています。仙台駅には在来線と新幹線がともに数種類乗り入れていますが、主要な路線を数えるなら東北本線や常磐線、仙山線あたりになるでしょう。仙台駅の向こうには発着駅と呼べるあおば通駅がありますが、この駅と仙台駅ではともに仙台市営地下鉄が2種類(南北線と東西線)乗り入れています。
多賀城駅の利用率は今世紀に入ってから低下していました。1日平均の乗客数が7500人以下に落ちたのは2002年のこと。その後しばらくは減り方がゆるやかになったものの、2009年にはとうとう7000人以下になりました。2012年には6000人をわずかに上回る程度に減りましたが、その後はやや回復傾向に入っています。
多賀城駅の近所で介護施設を探したいなら、まずは駅から2~3キロ以内を重点的に探すことが大切でしょう。もっとも、駅から近い施設がたくさんあるというほどではありません。それでも、多少ならチャンスがありますから、1回くらい時間をかけて探す価値はありそうです。うまくいかなければ、5キロくらいに探す範囲を拡大して探し直す必要があることは否定できませんが。
グループホームはいちばん多い上に多様性が高い地域です。それ以外のタイプであれば、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホームなどが今だったら諸条件から判断して見ものでしょう。




















