宮城野原駅周辺には野球場や病院あり。仙台駅まで出やすいのも魅力

宮城野原駅は、宮城県仙台市宮城野区の宮城野2丁目にある地下駅。JR東日本の仙石線が乗り入れます。
1926年宮城電気鉄道の駅として開業しました。1944年国営化され、1987年JR東日本の駅に。2000年に地下化工事が行われ、駅の位置も150mほど南東へ移動し、現在に至ります。
駅のホームには、仙石線の仙台・あおば通方面行き上り列車と、松島海岸・石巻方面行き下り列車が停車。仙石線に乗れば「仙台駅」まで3~4分程度で着きます。仙台駅はJR東日本と仙台地下鉄の乗換駅で、東北新幹線や秋田新幹線も止まる交通要衝。そんな仙台駅まで出やすいのも宮城野原駅の魅力でしょう。
2005年、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」がプロ野球に新規参入し、宮城野原駅がイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」の最寄り駅となりました。そのため、駅のホームにはイーグルスのマスコットキャラが描かれています。
駅の利用者も2005年から急激に増加し、2004年度は4,816 人だった1日の平均乗車人数が2016年には6,261人になりました。野球の試合のある日は賑やかですし、近隣に仙台育英学園高等学校 や仙台市立仙台大志高等学校がある為、通学時間帯も混雑します。
駅周辺には様々なスポットがあるのが特徴で、「楽天生命パーク宮城」は「宮城野原公園総合運動場」の中にあり、駅から 歩いて5分ほど。仙台市陸上競技場も隣接しています。また、国立病院機構仙台医療センターやJR貨物の仙台貨物ターミナル駅 も徒歩で5分ほどの場所にありますし、国の天然記念物である「苦竹の乳銀杏」も徒歩10分ほどです。
宮城野原駅の西隣の「榴ケ岡駅」まで直線距離で1.1kmと近く、「榴ケ岡駅 」との間にはコンビニやドラッグストア、スーパーといった商業施設や、榴岡公園なども。宮城野原駅の北方にはショッピングセンター「イオン」や大型スーパー、衣料品店などが集まる商業エリアも出来ました。ちなみに東隣の「 陸前原ノ町駅」までも800mといった近距離で、「陸前原ノ町駅」前には宮城野区役所や宮城野区文化センターがあります。
宮城野原駅エリアは病院もありますし、介護付きや住宅型の有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、グループホームなどのシニア向けの施設も増加中です。介護付きの有料老人ホームは入居時の頭金が10万円台から一千万円台、月額利用料は20万円台から30万円台。高級系ホームはクリニック併設で、手厚い医療サポートが受けられるのが魅力です。
一方、住宅型の有料老人ホームは入居時の頭金が10万円台から20万円台、月額利用料は10万円台から40万円台。病院併設の所や夫婦で入居できる所があるので良いです。