パノラマ
新興住宅地の付近のため、町全体が新しいです
2004年に正式な開業を果たしたばかりの、小鶴新田駅。30年くらい前にさかのぼると、まだ駅の周辺は何もない水田地帯が広がっていました。時代が平成に移り変わると土地区画整理事業が浮上したため、駅の近くには次から次へと住宅地が建造され、急速に人口密度が上昇しました。宅地造成されたからまだ日が浅いため、駅の周辺全体が新しく、歩道を歩くだけでも自然と気分が高揚してくる点が特徴です。近い幹線道路を探すなら、国道4号線や10号線がきっと役に立ってくれます。また小鶴新田駅は、市営のコミュニティバスの営業範囲に入っており、路線の種類は少ないもののサービス内容や乗客からの評価は堅調です。
小鶴新田駅は、JRの仙石線の管内にある駅です。その中では発着駅側に近く、5区間先に仙台駅があります。仙台駅は新幹線と在来線の双方を利用できますが、遠出しないときなら東北本線（および仙石・東北ライン）や常磐線、あるいは仙山線や仙台空港アクセス線を使うことが多いでしょう。新幹線が必要な場合なら秋田新幹線と東北新幹線のいずれかを選択することになります。また、仙台市営地下鉄の南北線とも接続しています。
終着駅である石巻駅方面を目指すときは、途中に乗り換え場所がほとんど見つかりませんが、仙石・東北ラインの塩釜方面を向かうときに役立つ高城町駅は数少ない例外です。そして石巻駅まで行けば、石巻線への乗り継ぎを実現できます。
小鶴新田駅は、新興住宅地の最寄り駅として開設されたため、利用率は驚異的なスピードであがった時期がありました。1日あたりの乗客数を確認すると、正式な開業からわずか3年で3倍の数値を超えている事実を読み取れます。その後は落ち着いてきたものの、現在も少しずつ乗客の増加は続いています。
小鶴新田駅の周辺で介護施設を探すと、徒歩でわずか数分といったアクセスしやすい範囲ではまだ限定的であることがわかります。この点は、近い将来に改善されることを期待したいところですが、今すぐに入居できるところを比較したいなら駅から2～4キロ離れた施設にも目を向けることが大切でしょう。それくらい離れると、格安の料金体系を導入しているグループホームやサービス付き高齢者向け住宅が見えてきます。
そのほか、介護付き有料老人ホームも見受けられますが、世間の相場と比べてかなり安いところが相次いで出現している点は見ものです。入居一時金がまったく発生しないところまであります。
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