とれたての海の幸を、たっぷりと味わえる都市

宮城県の最北端に位置する、気仙沼市。
南端で本吉郡に属する南三陸町と隣接しているほか、一部で登米市とも隣接しています。
北側から西側にかけて延びる岩手県との境界線を挟んで、陸前高田市・一関市と向かい合っています。
市内は沿岸地域を除くと山地や丘陵地などが多いです。
人口は沿岸に集中しており、古くから漁業や水産業、海運業が発達してきました。
遠方の港から周航してきた船舶が絶えず停泊しているため、さまざまな文化が溶け合っています。
気仙沼市が独特の文化や異国情緒を育んできた点は、近年数多くの研究者から高い評価を受けるようになりました。
気仙沼漁港では、マグロやカツオ、サンマなどが毎年豊富に水揚げされています。
牡蠣やホタテといった貝類の養殖も、さかんに実施されています。
これらの新鮮な海産物をたっぷりと味わっていただける点は、気仙沼市にお住まいになる場合の最大の醍醐味でしょう。
観光業も気仙沼市の大きな強みとなっています。
人気の高い海水浴場が何ヶ所もあるほか、大島のような国立公園に指定されている景勝地があります。
気仙沼市は太平洋に面しているため、東日本大震災の際に被災地となりました。
復興を求める動きは早くから活発化し、さまざまな支援を背景に商店街や市場などが相次いで営業を再開したことは多くの反響を呼びました。
気仙沼市の中心駅は、JRの大船渡線です。
この路線の一部区間は、バスがサービスを代行しています。
通常の路線バスについては、岩手県交通や宮城交通グループのサービスをご利用可能です。
幹線道路については、三陸自動車道にお乗り入れできる中継地点が市内に設置されています。
なお沿岸地帯では、旅客船・遊覧船などの運航を大島汽船が担当しています。
気仙沼市の人口は、昭和末期から減少傾向に入りました。
2023年の時点で、58,926人というデータが報告されています。
高齢化率は同年に、39.9%という計算結果が公開されました。
気仙沼市内でこれから介護施設へのご入居をお求めになるなら、介護老人保健施設・グループホーム・特別養護老人ホームなどが見つかりやすい状態です。
民間の施設では、サービス付き高齢者向け住宅にご入居する方が増えているところです。
資料請求に加えて、見学や体験入居をよく繰り返していただくことが、施設探しに成功するための秘訣でしょう。