住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅が中心です

駅の周辺は、人口や建物の密度が低くて静かなエリアです。少子高齢化の影響はこの土地でも着実に進んでいますが、高齢者が余生を送る場所に選ぶ場合はいろいろなメリットを期待できる土地柄だといえます。駅の近くに「四日市市役所内部地区市民センター」がありますが、こうした公共の施設を利用するなどして、近隣の高齢者との交流を深めるのもまた一興ではないでしょうか。
内部駅は、国道1号線に近い位置にある駅です。車両の通行はなかなか快適に進められるエリアで、バスの停留所も駅前に設営されています。路線は少な目ですが、三重交通が配慮の行き届いた運行に従事しています。
内部駅は、四日市あすなろう鉄道内部線の管内にある駅。現在は、終着駅という役割を果たしています。乗り換え場所は残念ながら近くにはありませんが、長い路線ではないため乗り換えに時間を取られるとは限りません。発着駅であるあすなろう四日市駅では、近鉄の名古屋線および湯の山線に、その2区間手前にある日永駅では、八王子線に乗り換えができます。
内部駅の利用率は、約20年間というものほとんど変化がありません。1日平均の乗客数の流れを見ると、700人~900人の間で上下を繰り返してばかりだという事実に気が付きます。あえて付言するなら、2000年代の末期から乗客数は若干増えているところです。
内部駅の周辺で介護施設を探す場合は、駅の周囲の状況を先に考慮する必要があるでしょう。介護施設などが見えてくるのは駅から2キロくらい離れたあたりからです。5キロくらいの範囲で探してもそれなりに見つかるのですが、できれば10キロくらい離れたあたりまでターゲットに加えたほうがよいでしょう。そのほうが、比較できる数が増えます。
料金体系については、入居一時金と月額使用料ともに10万円台が、このあたりの現在の相場のようです。高くても、初期費用が50万円強くらいで間に合うケースが大半です。内部駅の近隣の介護施設の区分については、住宅型有料老人ホームが主力となっています。その次に有力になりつつあるのがサービス付き高齢者向け住宅でしょう。