静かでリラックスできる環境です。駅と同名の温泉もあります
一志駅が誕生したのは、太平洋戦争のはじまる数年前のことでした。終戦直後から荷物の運搬がさかんに行われるようになり、今から30数年前まで続けられていました。昨今は、限られたニーズしかないことから、原則として駅員不在の状態で運営されています。最近の一志駅の利用率は、20世紀から21世紀に移り変わる時期と比べると、若干ですが低下しています。そのころは、1日あたりの乗客数が100人を超える年が相次いで確認されていました。しかし2005年を最後に、100人に届かない年ばかりが報告されています。それでは一志駅の周囲の風景についてです。集落などは、主に駅の北側につくられています。市役所の支所や公民館、また農協関係の施設などは駅から見て北西の方向に集まっています。その一方駅の南側については、少し先を流れる波瀬川と駅・線路の間に多少の宅地が立ち並んでいますが、川の南岸から先は鬱蒼とした山林が遠くまで広がっています。一志駅の近くで幹線道路を探すなら、駅の東側を横切る伊勢自動車道がいちばん近いでしょう。路線バスについては、駅の近くに停留所が設置されています。三重交通の路線が数系統用意されています。一志駅は、JRの名松線の管内にある駅です。一志駅は、発着駅である松阪駅と4区間しか離れていません。松阪駅に到着すると、紀勢本線および近鉄山田線への乗り継ぎを実行できます。松阪駅以外に乗り換え場所はありませんが、津市の各地に用件があるときはこの路線は便利でしょう。一志駅から徒歩で、わずか数分で行ける場所に、近鉄大阪線の川合高岡駅が存在します。川合高岡駅とは連絡運輸などは行っていないのですが、この駅は大阪線の管内で見ると終着駅である伊勢中川駅と隣接しています。このため、伊勢中川駅を経由して近鉄山田線および名古屋線の利用が簡単に実現します。一志駅がある場所は、人家が集まる土地に偏りがあります。介護施設を探すときはその点がネックになる可能性があることは否定できません。実際に駅から近い場所(たとえば、1~2キロ圏内)ばかりを見回していると、施設に思うようにめぐり会えない可能性があります。最初のうちから、駅から4~5キロくらい離れたところまで漏れなくチェックするつもりで作業に集中したほうがよいでしょう。施設の区分については、グループホームがいちばん多いと思われます。それ以外であれば、住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホームなどに出会えるチャンスがありそうです。

















