員弁郡東員町は商業施設や公園等の揃った町

員弁郡東員町は三重県北部にあり、いなべ市や四日市市、桑名市などと接する町です。
2017年の推定人口は25,377人。
人口は年々微増を続けています。
員弁郡を構成していた自治体のほとんどがいなべ市と合併してしまったため、員弁郡に所属する自治体はこの東員町のみとなっています。
毎年4月には、猪名部神社にて大社祭・春の大祭が行われ、流鏑馬や上げ馬神事を実施。
毎年夏には「まちづくりふれあいフェスティバル」も開催されており、多くの町民で賑わいます。
町内の中部公園や笹尾中央公園、山田溜公園などは、町民の憩いの場として広く活用されています。
中部公園は広い芝生広場や健康器具などが設置され、NPGA公認コースにも認定されている本格的なパークゴルフ場もあるほか、イベントなども行われています。
笹尾中央公園もイベントなどが行われる公園で、春はお花見スポットとしても人気。
山田溜公園には3つの溜池があり、スイレンやシャクヤク、菖蒲などの植物を楽しめます。
町の中央部を東から西へ三岐鉄道「北勢線」が横断し、東員駅など3駅から利用可能です。
同じく三岐鉄道の「三岐線」が町の南西部をかすめるように通っていますが、こちらは東員町内に駅は設置されていません。
バスは、三重交通と八風バス、コミュニティバス「東員町オレンジバス」が運行中。
また、新名神高速道路へと繋がる東海環状自動車道の東員ICが町南部に設置されています。
東員ICの近くにはホームセンターやショッピングセンターといった大型商業施設もあり、町北部にもスーパーなどが点在。
町内には町立図書館や東員町総合体育館、「スポーツ公園 陸上競技場」といった公共施設も充実しています。
医療関係では、大きな医療機関はありませんが、内科消化器科のような個人クリニックがありますし、隣接するいなべ市や四日市市などに総合病院があるので便利です。
近年、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームやケアハウス等のシニア向けの住まいも出来ました。
住宅型有料老人ホームの中には、居室が広くて、来客用の部屋も用意されている所や、源泉かけ流しの天然温泉を堪能できる所もあります。
サービス付き高齢者向け住宅は病院が併設されており、医療的にも万全な体制がとられているところも。
グループホームやケアハウスも、病院併設のところがあります。
健康面や日常生活において、安心して生活できる施設が充実しているのも、東員町の魅力のひとつでしょう。