植木駅から比較的商業施設も近い。住宅型有料老人ホームは娯楽も充実

植木駅は、熊本県熊本市北区の植木町鐙田に位置するJR九州「鹿児島本線」の駅。駅の周辺は「植木のスイカ」を中心に、果物の名産地です。
1891年九州鉄道の駅として開業。1907年国鉄の駅となり、1917年鹿本鉄道(後の山鹿温泉鉄道)が開業しましたが1965年廃止されました。1987年JR九州の駅となり、2012年にはICカード「SUGOCA」も使えるようになっています。
駅名の由来は開業当時の地名「山本郡植木町」。「森のある台地上の里」という意味を持つ「上村森(うえきもり)」と呼ばれる場所で、昔から交通の要所だったと言われています。「上村」が時を経て「植木」に転じ、今の地名となったそう。実際、熊本県道31号・101号・330号「ゆうかファミリーロード」等の道路が整備されており、車での移動もスムーズな場所です。
無人の地上駅で、2面3線のホームには鹿児島本線の大牟田・鳥栖・博多方面行き上り列車と、熊本・八代方面行きの下り列車が停車。上下線共に1時間に1~3本程。日中は30分に1本程度ですが、通勤時間帯のみさらに増便されます。運行時間も朝の5時から深夜23時までと長めなのは嬉しい点。
駅エリアには郵便局や熊本市立菱形小学校等が点在し、鐙田川も流れます。植木駅前のバス停には熊本市のコミュニティバス「ゆうゆうバス」が平日のみ発着。田原坂ニュータウン入口経由北区役所前・植木駐車場行きに乗れます。
駅の北東から東にかけて、国道3号線が通っており、沿線を中心に、ホームセンターや病院等が集まっています。3号線を北上すると、北区役所(旧植木町役場)等のある植木町の中心市街地に到着。ショッピングセンターやドラッグストア、飲食店や道の駅等が顔を並べ、植木図書館のような公共施設もあるので便利です。
植木駅エリアには住宅型有料老人ホームや介護療養型医療施設、グループホーム等のシニア向けの住まいも点在。住宅型有料老人ホームはカラオケ等の娯楽が豊富で、楽しく過ごせるでしょう。
植木駅は中心市街地からは1km程の距離があり、駅の周辺には田原坂ニュータウン等の集落がある程度なので、静かに過ごせます。少し足を伸ばせば市街地で買い物等も楽しめるので、生活で不便することはありません。熊本駅までも鹿児島本線に乗れば15分もかからないのは魅力的。
「老後は穏やかに過ごしたい…」という方にはピッタリですので、ぜひエリア内にあるシニア向けの住まいにも見学にお越しください。