イグサなどの農業で繁栄する町。梨の生産量も多いです

熊本県のほぼ中央部分に位置する、氷川町。
南北から、八代市と宇城市に挟まれています。
2005年に、八代郡の旧宮原町と旧竜北町が合併して誕生しました。
町の西端は、八代海に面しています。
平坦な土地が目立つ町ですが、東端は山間部のふもととなっています。
氷川町は、県内で最大と目される大野窟古墳が発見された町です。
内部を調査した結果、国内でいちばん高いと推定される横穴式石室が発見されたことで、注目を集めました。
2013年に、国から史跡の指定を受けました。
宮原三神宮は、平安時代後期に建造された神社です。
10月は秋季大祭が開催されて、たくさんの見物客を動員します。
この大祭の日は、獅子舞や神楽の上演をご見物いただけるほか、神輿が練り歩く様子をご覧いただくことも可能です。
立神峡は、肥後の空滝の異名をとる壮大な渓谷です。
現在は周囲全体が公園化されており、ご見物が簡単になりました。
快適にお歩きいただける遊歩道が設置されています。
夏になると行楽客が押し寄せます。
桜ヶ丘公園は、数種類の桜がおよそ1,000本も植樹されている公園です。
天気のよい日に訪れていただくと、八代平野の雄大な眺めを簡単に見回していただけます。
桜の時期が終わりを迎えることになると、氷川町では梨の花をお楽しみいただける機会が到来します。
梨の木は県道155号線の沿道に立ち並んでいるため、ご見物はとても簡単。
お車などで簡単に出向いていただけます。
氷川町は現在、鉄道が開通している自治体ではありません。
列車でのお出かけをご希望のときは、八代市内にお入りいただいてJRの有佐駅から鹿児島本線をお使いになるとよいでしょう。
路線バスに関しては、産交バスのサービスが使いやすくて便利です。
幹線道路については、九州自動車道にお乗り入れいただけるスマートインターチェンジが町内に設置されています。
また、国道3号線や443号線へのお乗り入れも難しいことではありません。
氷川町の人口は、昭和後期に微増していました。
その後、時代が昭和から平成に移り変わるころに減少に転じています。
2023年に実施された調査によると1万1,179人という結果になっています。
高齢化率に関しては同年に39.6%を記録しました。
氷川町で今から介護施設へのご入居をお考えでしたら、介護老人保健施設や特別養護老人ホームのような公的な施設にご入居の機会があるでしょう。
そして公営・民営を問わずグループホームが各地で増加している状況です。