栗林公園や稲荷山(稲荷大明神)が目の前にあります
2016年の11月に、開業から30周年となる記念日を迎えた栗林公園北口駅。2012年の初秋から、プラットホームに県立高松工芸高校の生徒が作成したイラスト付きの看板が展示されています。栗林公園北口駅は、国道11号線や県道173号線に近い位置にある駅です。
栗林公園北口駅は、稲荷山の北側に面しています。ホームに降り立ってから南側を振り返っていただくと、樹木に覆われた印象的な山の姿をご覧になれます。市民にとっては、気軽に登山などを楽しめる山としてすっかり定着しています。
この稲荷山と面している栗林公園の北門は、駅から目と鼻の先にあります。このほか、石清尾八幡宮や芝雲公園などが徒歩で楽にアクセスできる範囲にあります。基本的には駅の周囲は市街地で、一般的な人家のほか文教施設や行政機関などが点在しています。
栗林公園北口駅は、JRの高徳線に所属する駅です。管内では、終着駅である高松駅とわずか2区間しか離れていません。この終着駅を介して、予讃線や瀬戸大橋線、さらに高松琴平電鉄の琴平線をご利用になれます。
反対方向では、6~7区間先にある讃岐牟礼駅と志度駅が手近なお乗り換え地点となります。これらの2駅では、高松琴平電鉄の志度線へのお乗り継ぎが可能です。発着駅である徳島駅まで足を伸ばしていただいた場合は、牟岐線へのお乗り換えが可能となります。その1区間手前にある佐古駅で下車していただいたときは、徳島線のご利用ができます。
栗林公園北口駅は、無人化されている駅です。しかし、朝方は通勤客・通学客が詰めかけるため、職員が一時的に派遣されます。このため駅の利用率は安定しています。1日平均の乗客数を計算しますと、今世紀に入ってからは400人から500人の間で推移している模様です。
施設のタイプに関しては、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホーム、グループホームなどが多い地域です。とりわけ住宅型有料老人ホームは、軒数が増えている上に、毎月の負担額が15万円以内で間に合うところが多いですからおすすめできます。





