穴部駅周辺は静かな住宅地。大浴場のある介護付き有料老人ホームも

穴部駅は、神奈川県小田原市の穴部にある伊豆箱根鉄道「大雄山線」の駅です。1925年(大正14年)に大雄山鉄道が開業し、翌年の1926年に穴部駅が営業開始となりました。現在はICカード乗車券「PASMO」と「Suica」が利用可能です。 穴部駅には二階建ての駅舎がありますが、トイレや待合室、エレベーターなどの無いスッキリとした駅です。1面1線のホームには、「小田原方面行き」の上り列車と、「大雄山方面行き」の下り列車が停車します。
電車の本数は多めで、上下線とも1時間に5本ほど停車します。朝5時から夜23時まで運行しているのも嬉しいところ。一日の平均乗車人員は1998年が842人ですが、その後緩やかに減少し、2008年は720人となっています。
駅の南側には県道74号が走行しており、最寄りのバス停である「穴部」バス停が設置されています。平日のみですが、「箱根登山バス」の飯田岡・富士フイルム経由の「関本行き」や「小田原駅東口行き」が発着しています。 駅の北には狩川が流れ、近隣に「久野古墳群」や「姥神社」といった歴史あるスポットが点在しています。狩川の更に北には、小田急「小田原線」の「蛍田駅」があるため、交通網が比較的発達しており移動もスムーズでしょう。
穴部駅周辺は駅の間隔が短く、東隣の「五百羅漢駅」までは800m、西隣の「飯田岡駅」までは1.2㎞です。特に「五百羅漢駅」まで行けば、五百羅漢像のある「玉宝寺」や「多古城跡」などを楽しむことができます。穴部駅周辺は、古墳や寺院、城跡などのスポットが多く、歴史好きにもおすすめです。 ちなみに、大雄山線に乗って始発駅である「小田原駅」まで行けば、「伊豆箱根鉄道」だけでなく「JR東日本」「JR東海」「小田急」「箱根登山鉄道」が乗り入れているため、非常に便利です。
穴部駅エリアには、介護付有料老人ホームなどのシニア向けの住まいが増えています。介護付有料老人ホームは高級系が多く、中には入居時の費用が数千万円といったホームもあります。費用が高額な分、設備は素晴らしく、場所によっては見晴らしの良い食堂や広い大浴場などが用意されています。ホテル顔負けの豪華なホームでの暮らしは、心も豊かにしてくれます。
一方、入居時の費用0円・月額利用料は食費込みで10万円台から20万円台という、安めの介護付有料老人ホームも誕生しています。介護や看護が受けられる上に、夜間も有人のため一日中安心です。穴部駅周辺は、静かな住宅地です。自然が残るのどかな場所なので、優雅なシニアライフに丁度良いと思います。ぜひ、エリア内のシニア向けの住まいを見学してみてください。