駅名の通り、どこを歩いても緑が氾濫しています
2015年から、駅構内の耐震リニューアル工事が本格的にスタートした緑園都市駅。このため、駅全体をしばらくの間くまなく観察することはできなくなりましたが、敷地内キョウチクトウのような観賞用の草木が植栽されており、心が洗われるシーンをしばしば見られることで有名です。駅の周辺は全体的に、比較的新しい時期に開発された区画に属しています。集合住宅や戸建て住宅が立ち並ぶエリアが駅の東西に広がっていますが、歩きやすさについては定評があります。高齢者にとっては、散歩に便利な街並みといえるでしょう。電線を地中に埋める計画が現在進行している地域も近くにあります。このような、洗練された都市計画が成功している点が注目を集めており、映画やTVドラマなどのロケーションに頻繁に使われています。駅前のロータリーもよく手入れされており、タクシーやバスはこの場でつかまえる住民がほとんどです。バスについては相鉄バスと神奈川中央交通グループが路線の運行に励んでいます。緑園都市駅は、相鉄いずみ野線の管内にある駅です。緑園都市駅は発着駅である二俣川駅と2区間しか離れていません。二俣川駅は相鉄本線と接続していますが、直通運転が部分的に実施されているため、一時下車する手間が省けるチャンスがあります。終着駅の湘南台駅までは5区間離れています。湘南台駅では小田急江ノ島線と横浜市営地下鉄のブルーラインに乗り換えできます。緑園都市駅の利用率は、一時期は少しずつ上昇していました。1日平均の乗降客数を調べると、2万5,000人を超えたのが2001年、2万6,000人を突破したのがその2年後であったことがわかります。しかしその後は横ばい傾向が強まっており、微増や微減を不定期に繰り返しています。緑園都市駅の近辺で介護施設に入居したくなったときは、駅から1~2キロくらいの範囲をまずはよく調べてみるとよいでしょう。実際に、1キロ前後のあたりを選んで施設を開業する民間の事業者が少し前に相次いで現れたという報告があります。それでも物足りないときは、駅から3~4キロくらい離れたあたりまでよく調べてみるとよいのではないでしょうか。施設の種別については、介護付き有料老人ホームが多いほか、グループホームが近年急に増えてきました。介護付き有料老人ホームに関しては変動制を採用しているところがたくさんあるため、費用体系については足並みがそろっていませんが、グループホームとなるととても安価なところばかりのようです。

















