牧歌的な田園の間に趣味のよい施設が入居者を待っています

1日あたりの乗客数は、21世紀に入って間もない時期は減少していましたが、2006年以後は増加が目立ちます。2007年には6年ぶりに1500人台に戻り、さらに2013年には2000人を突破しました。
駅の周辺は、相模川に面した水田地帯がえんえんと広がっておりのどかさと美しさがたっぷりと感じられます。高齢者の暮らしにはなかなか適した土地が残されているといっても言い過ぎではないでしょう。また、コカ・コーライーストジャパンの工場などが固まっているエリアとしても有名です。
社家駅は、JRの相模線に属しています。相模線は、相模原市と茅ヶ崎市を結ぶ路線ですが、社家駅が位置するのは中間部分に近いあたり。しかしすぐ隣に厚木駅があり、さらにその隣には海老名駅が開業しています。これらの駅では小田急電鉄の小田原線に乗り換えできますし、海老名駅に限っては相鉄本線への乗り換えを実現できます。
そのほかの乗り換え場所となると、発着駅の茅ケ崎駅と終着駅の橋本駅しかありません。しかし茅ケ崎駅まで行けば東海道線が待っていますし、それは同時に「湘南・新宿ライン」および「上野・東京ライン」の利用が不可能ではないという利益を意味します。その一方橋本駅まで行ったときは、横浜線のほか京王相模原線への乗り換えのチャンスが目の前に開けることになります。
社家駅の周辺は、農地や緑地のほか小ぢんまりとした邸宅が散在しているという印象ですが、介護施設の建造のために提供されたスペースが意外と少なくありません。そのため、駅から徒歩で4~5分あればやすやすと到着してしまうという、非常に便利な場所に立派な施設が建てられています。このような立地条件を持った高齢者住宅やサービス付き高齢者向け住宅が、しかもかなりの安値で入居できるようにされているのです(入居一時金・月額使用料ともに20万円以内くらいの少額で入れるチャンスがあります)。
もっとも、駅からある程度離れたほうが、目に留まる施設数は多めになります。駅から3~4キロ圏内まで含めて検索するなら、センスのよいデザインの建物を備えた施設が少しずつ姿を現すことでしょう。