海だけでなく温泉もある相模線の駅。施設数はまだ多くないが、選択肢の幅は広い傾向にあります

北茅ケ崎駅を通る相模線は、神奈川県茅ヶ崎市の茅ケ崎駅と、相模原市緑区の橋本駅を結ぶ路線。途中駅には、寒川駅、厚木駅、海老名駅、原当麻駅、上溝駅などがあります。東海道線と連絡可能な茅ヶ崎駅は当駅の隣駅となりますので、神奈川県内の移動だけでなく、都内へのアクセスも容易です。
当駅は1面2線を有する地上駅で、駅舎とホームは線路をまたぐ跨線橋で接続。1番乗り場から相模線下りの厚木・橋本・八王子方面が、2番乗り場からは上りの茅ケ崎方面が発着しています。駅の周囲には閑静な住宅街や団地が広がっており、商業施設が点在、住みやすい地域と言えるでしょう。
人口が増えているとはいえ、確実に高齢化の進む茅ヶ崎市ですが、老人ホームや介護施設の数はまだまだ十分な状況とは言えず、今後増加が期待されています。なお現在すでにオープンしている施設から傾向を見ると、さまざまな業態の施設があり、月額利用料等に大きな差が見受けられます。介護付き有料老人ホームを一例に挙げると、月額利用料は20万円~40万円程度、入居一時金もゼロから数百万円などとなっています。もちろん一時金が大きいと月額が低くなる傾向がありますが、必要とされるサポートやサービスによって選択基準は大きく変わってきますので、直接施設に問い合わせるのが一番でしょう。また、神奈川県内でも人気のエリアなので、それほど費用の低い施設が目立つ地域ではありませんが、グループホームなどの施設では15万円前後から入居が可能です。
自然環境と利便性のバランスのがとれており、人気エリアなのも納得。老後を過ごすには、最適な環境といえるでしょう。ニーズの高まりに合わせて施設数の増加も予想されていますので、最新の情報を手に入れつつ、当駅周辺での施設探しを検討してみてはいかがでしょうか。