駅を出て西方向に直進すると公園にたどり着きます

現在の駅舎は約10年前に建て直されたときのものですからまだきれいで使いやすい点が特徴です。また2009年には、バリアフリー関連の補修工事が行われました。そのおかげで、足腰の不自由な来訪者にとって過ごしやすい駅に変貌しています。
栗林公園駅と公園までの間、またはそのほかの方角は大半の土地が一般的な住宅地として使用されています。高松第一高校をはじめとした文教施設が多い地域でもあるため、高校関係者などがよく立ち寄る駅という一面を持っています。
栗林公園駅は、県道160号線・163号線・280号線などに近い位置にあります。バスに駅前で乗ることはできませんが、10分近く歩くと大通り沿いに設置された停留所を使用できます。この乗り場では主に高速バスが停車するため、県外などへの移動によく使われてきました。
栗林公園駅は、高松琴平電気鉄道の琴平線に所属する駅です。すぐ隣にある瓦町駅は、長尾線と志度線への乗り継ぎ場所として有名です。この駅から2区間進むと発着駅である高松築港駅に到着します。この駅ではJRの各線(高徳線と予讃線)への乗り換えを実現できます。もっとも高徳線については、栗林公園駅から500メートル離れたところに栗林駅がありますから、徒歩や車で目指すことも難しいことではありません。
栗林公園駅の近所は介護施設がたくさんある地域ではありません。駅から1~1.5キロくらい離れたあたりは、多少介護施設を見つけやすい地域になりますが、時間をかけて注意深く探すようにしないと、施設を見逃してしまう恐れがあります(うまくいかないときは、条件を少しずつ変えるなどして入念にチェックをするほうが無難です)。
施設のタイプは、介護付き有料老人ホームまたは住宅型有料老人ホームが主流を占めている模様です。恵まれている点をあげるとしたら、入居費用が全体として安上がりなことでしょうか。入居一時金をいっさい徴収しない施設がザラにありますし、月額使用料については10万円台で間に合うパターンがほとんどです。