浦島太郎の伝承で、町おこしがさかんな土地柄です

2013年に、開業からちょうど1世紀となる記念日を迎えた詫間駅は、2006年まで存在した旧三豊郡三豊町で唯一の鉄道駅として大きな役割を果たしてきました。旧詫間町は、浦島太郎ゆかりの地名があちこちに残っていることで知られています。これまでに地域振興政策の一環で、浦島太郎にちなんだモニュメントがたくさんつくられてきましたが、詫間駅の標識には「浦島太郎伝説の駅」と記載されています。
詫間駅は港湾地帯へ向かう際の最寄り駅で、海岸とはやや距離があります。駅の周囲は、西側を中心に平穏な住宅地として使われており、反対の東側も同様ですが、しばらく進むとやがて山林地帯に到着します(毘沙古山などがそびえています)。
詫間駅の近くで、マイカーやタクシーによる送迎をお考えになる場合は、さまざまな県道があります。21号線・23号線・48号線・227号線・231号線があります。駅前からバスを利用になる場合は、市営のコミュニティバスにお乗りになれます。琴参バスや国鉄バスも運行されていましたが、現在は走行していません。
詫間駅は、JRの予讃線に所属する駅です。管内で2区間お進みになると多度津駅に到着し、土讃線と接続しています。多度津駅から3~4区間先にある宇多津駅と坂出駅では、本四備讃線への乗り継ぎが可能です。しかし坂出駅から先は、発着駅である高松駅まで乗り換えできません。高松駅まで移動していただけば、高徳線および高松琴平電鉄の琴平線を利用できます。
詫間駅は現在、社員配置駅に指定されています。駅の利用率は下がっているところですが、まだ十分な乗客数を確保しています。1日平均の乗客数は、最後に900人を超えていたのは2009年だったことがわかります。2014年になると、800人未満に落ちました。
詫間駅を中心にしながら介護施設をお探しになる場合は、駅から5km以上離れたところまで見ておくほうが大切で、特に駅から西側の方向(市役所の支所などがある方向)を良く確認することが大事です。
施設のジャンルについては、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームが探しやすく、そのほかのグループホームと介護付き有料老人ホームも見つけやすいです。月額使用料については、10万円前後のところが目立ちます。