文教地区・田園都市と多くの顔を持つ地域です

大正初期に創設されており、すでに1世紀を超える歴史を持っている高瀬駅は、三豊市役所の最寄り駅であり、周囲は市内の中心市街地として整備され、特に駅の東側は建物が多いです。
とはいえ駅の西側はまだ山林や農地が多く残っており、田園都市という趣が強まり、自然の恵みなどを生かしたイベントが随時付近で開催されています。その一方で、宅地開発や商業施設の招致などが一部の地区で熱心に繰り返されてきました。多面的な都市開発が続けられていることが、高瀬駅周辺エリアの大きな魅力でしょう。
高瀬駅は、国道11号線や県道23号線・218号線などに近い駅です。駅前で乗車できる路線バスは、市営のコミュニティバスです(現在は、民間のバス事業者は進出していません)。
高瀬駅は、JRの予讃線に所属する駅です。快速列車については、「サンポート」が停車する区間に含まれています。他の路線への乗り換えに関しては、15kmほど離れた多度津駅がいちばん近く、土讃線への乗り継ぎができます(部分的に、直通運転が実施されています)。
多度津駅から3~4区間お進みになると、宇多津駅・坂出駅に到着します。これらの2駅では本四備讃線への乗り換えが可能となります。坂出駅から8区間お進みいただくと、発着駅である高松駅に到着します。高松駅では、高徳線および高松琴平電鉄の琴平線への乗り換えができます。
高瀬駅は、知名度の高い高校や専門学校に囲まれている駅です。このため学生の利用者が多いことで有名になりました。駅の利用率は安定していますが、近年は低下傾向にあるようです。1日平均の乗客数を計算しますと、2009年までは800人を超えていたことがわかります。近年は、700人を割る日が近いものと予測されています。
高瀬駅の周辺に建てられている介護施設にご関心をお持ちの場合は、駅から遠く離れたところまで最初のうちから丁寧にご覧になることがおすすめです。言い換えますと、施設の密度が高いエリアではありません。5km圏内や10km圏内といった要領で、範囲を広げていくことも大事です。
施設の種別に関しては、サービス付き高齢者向け住宅やグループホーム、住宅型有料老人ホームあたりが見つかりやすいでしょう。お安い施設をお求めの場合は、月額使用料・入居一時金ともに10万円台から入居ができます(入居一時金がないところも多いです)。