盛岡駅の隣駅。できたばかりで年々便利になっています
2006年に旅客駅として新たなスタートを切った青山駅。その約40年前までは信号場が5年間ほど機能していたという経緯があります。2015年の秋になると、新規に駐輪場や連絡通路の一般開放が行われました。それらの動きとほぼ同時に、商業店が相次いで駅構内で開店しており、駅全体にフレッシュな雰囲気が漂っています。バリアフリー施設の整備なども抜かりなく行われており、高齢者にとって居心地良く列車を待っていられる駅になっています。駅の周辺は静かな住宅地といった佇まいですが、公共の施設や文教施設を比較的たくさん見かけるでしょうか。散歩をする場所や、その途中でひと休みをする場所にはあまり困らない土地柄といえます。青山駅は、奥州街道からあまり離れていないところに所在する駅です。バス乗り場は、駅から目と鼻の先に設置されています。一般路線の担い手となっているのは、岩手県交通および岩手県北自動車です。青山駅は、IGRいわて銀河鉄道が所管する駅のひとつです。青山駅は管内でみると発着駅である盛岡駅の隣駅です。いうまでもないことですが最大の乗り換え場所はこの盛岡駅となります。JRの在来線3種類(東北本線と田沢湖線、山田線)と新幹線2種類(東北新幹線と秋田新幹線)を利用できます。反対方向に視点を移すなら、5区間先にある好摩駅が乗り換え場所となります。花輪線に乗り換える必要ができたときはこの駅を使用するに限ります。青山駅の近辺は、人口密集地というわけではないですが、駅としての開通後の利用率は、年々上向き状態のままです。1日平均の乗降客数は2009年に2000人を超過し、2014年に3000人を突破しました。近年は増加のペースが急だとは言えませんが、そう遠くない時期に減少に転じるという意見は少数派のようです。青山駅の近辺は、盛岡駅から数キロしか離れていないわりに静かで、平和な暮らしを続けやすいという空間でいっぱいです。したがって介護施設を建てる地域としては恵まれているでしょう。駅から至近距離の範囲で施設と出会えるチャンスは少ないのですが、1キロくらい離れたところから次々に施設が出てくるようになります。まずは5キロくらい離れたあたりまでを検索のフィールドにするとよいでしょう。施設のタイプはサービス付き高齢者向け住宅やケアハウスが主流ですが、住宅型有料老人ホームなども若干数建てられています。料金体系は非常に安いですから予算が少ないときでもチャンスはたくさんあります。
































