有料老人ホームを西金沢駅、月額利用料10万円以下から探す

2011年は、西金沢駅にとっては激変の1年となりました。駅舎の橋上化が完了し、新しい駅舎が一般客に開放されたからです。この際に、自由通路が合わせて解放されたため、駅周辺のスムーズな移動が実現するという結果がもたらされています。西口にある駐輪場の利用開始も時を同じくして行われていることも、忘れてはいけないポイントでしょう。

駅の東側には、小ぢんまりとした商店街があります。商業施設や金融機関の支店などを使いたいときは、大半の住民はまずこの商店街に足を向けるようです。高齢者にとっても居心地がよく、長時間いても飽きないエリアでしょう。西金沢駅は県道195号線に近接しています。バスの乗り場は東側と西側に分けられていますが、どちらも北鉄金沢バスが路線の運行を担当しています。

西金沢駅は、JRの北陸本線の管内にある駅。すぐ隣が、終着駅である金沢駅です。金沢駅は七尾線と北陸新幹線への乗り継ぎがしやすい通過点です。JR以外の路線とは、IRいしかわ鉄道線と北陸鉄道の浅野川線への乗り換えのチャンスを利用できます。

反対方向に出かける場合、乗り換え先はなかなか見えてきませんが、福井駅まで行くとえちぜん鉄道の勝山永平寺線や福井鉄道の福武線に乗り換えできます。西金沢駅は、北陸鉄道の石川線に属する新西金沢駅と隣接しています。石川線には乗り換え場所などは目下ありませんが、金沢市内から白山市までをカバーできる路線です。

西金沢駅の利用率は、10数年前から大きな変化が起こっていません。１日あたりの乗客数は、2,100～2,600人の間で推移しています。とはいえ21世紀に入った当初は低下傾向にありました。その後横ばいになり、2010年代に入ると若干の増加に転じています。

西金沢駅の周辺は、金沢駅という日本有数の大都市の近隣ではありますが、介護施設の軒数が多いというほどではありません。すぐに入居できる施設を探すには、駅から４キロ以上離れたあたりに注意して探したほうが得策でしょう。駅から１～２キロくらいのあたりでチェックしても、ときどきなら手ごろな施設と出会えることはあるのですが。

施設の区分は、高齢者住宅やサービス付き高齢者向け住宅が最近は増えている様子です（有料老人ホームなどはそれらに比べてまだ少なめです）。これらの施設は、もともと全国のどこに行ってもあまり入居費用が高騰しないという常識がありますが、実際に西金沢駅近辺の場合も入居一時金・月額使用料ともに20万円以内でOKというところが一般的です。