東口の「兼六園口」、西口の「金沢港口」どちらも繁栄しています
金沢市は、江戸時代にはすでに国内指折りの大都市として繁栄していました。金沢駅はこの由緒正しい都市を代表する駅として、19世紀の終わりころから営業を続けています。2001年には、第3回となる「中部の駅百選」に選出されています。金沢駅から見て市内の中心市街地は東側となります。西側は、石川県庁が移転してきたことをきっかけに、だんだんと人や物資が流入し、企業が相次いで拠点を構えるように変わりました。ありとあらゆる産業が集中していますから、買い物や飲食、エンターテインメントなどを手に入れたいときはいち早く獲得することが可能でしょう。金沢駅は、市内・県内の観光の拠点でもあります。駅前に広がる巨大なバスターミナルには、北陸鉄道グループの路線バスが大量に発着しています(ちなみにJRバスグループや加越能バスの路線も使われています)。そして高速バスの系統や本数はおびただしい量となっています。金沢駅は、JRの北陸本線と北陸新幹線、そしてIRいしかわ鉄道線が接続する駅です。北陸本線の管内では、終着駅という立場となります。隣接する西金沢駅で降りると、北陸鉄道の石川線に乗り換える機会が発生します。その先はしばらくの間、乗り換え場所が現れません。しかし福井駅まで行くと、えちぜん鉄道の勝山永平寺線と三国芦原線、さらに福井鉄道の福武線への乗り継ぎを実現できます。IRいしかわ鉄道線の管内では、発着駅という立場にあります。乗り換え場所は終着駅である倶利伽羅駅、その手前にある津幡駅の2ヶ所です。前者ではあいの風とやま鉄道線に、後者では七尾線に乗り換えできます。金沢駅の利用率は、JRに関してはやや低下傾向にある模様です。1日ごとの乗客数を計算すると、最後に22000人以上だったのは1999年だったことがわかります。最後に21000人以上だったのはその4年後のことでした。2010年には20000人を割りましたが、それ以外の年は20000人をずっと超えています。金沢駅の周辺は、非常に発達していますから介護施設などを建設する雰囲気ではありません。駅から1キロ以内の場所に建てられているケースは若干あるのですが、施設探しをするとなったら、3キロくらい離れたあたりからにするほうがよいでしょう。実際に、3~4キロくらいの場所なら施設は何軒も発見できます。施設の区分についてチェックすると、サービス付き高齢者向け住宅や高齢者住宅が多いことが感じ取れます。それらを除くなら、住宅型有料老人ホームはわりと遭遇する確率がありそうです。
































