グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅が多め
小田林駅は、2015年の春先に開業から60周年目となる記念日を迎えています。単式のプラットホームだけを持つ、簡素な駅ですが今から約10年前に待合室の改築工事などが実行に移されました。そのほかに近年の大きな変化を探すなら、2014年の3月からダイヤが改められて全種類の普通列車が停車するようになったことでしょうか(それまでは、時間帯によっては列車が停車せず通過していました)。小田林駅がある場所は、人家などがまばらに建てられた地域の一角となっています。人口密度が低く、もう少し大きな市街地にアクセスするには東西の両隣の駅(小山駅・結城駅)がある方向に近づく必要があるでしょう。あたり一帯の土地が持つこのような性質は、主体的なライフスタイルをつくって生活したい高齢者にはおすすめできるものです。小田林駅は、国道4号線と50号線に近接する駅です。特に前者に関しては、バイパスが2ヶ所(古河小山バイパス・小山石橋バイパス)がありますから、遠方に出向く際に使いやすくなっています。小田林駅は、JRの水戸線に所属する駅です。隣接する小山駅は、この路線の発着駅となっています。小山駅を通じて、両毛線や宇都宮線のほか東北新幹線に乗り継ぎをするチャンスが手に入ります。また終着駅である友部駅まで行くと、常磐線への乗り換えが可能となります。これら2駅以外では、5区間離れた下館駅が乗り換え場所となります。この駅では、関東鉄道の常総線・真岡鐡道の真岡線への乗り換えが実現します。小田林駅はずいぶんと昔から駅員が常駐していません。駅周辺の人口密度が低いことと、駅の利用率が低いことがその原因ですが、その事実は介護施設を探す上でもハンデとなります。今の小田林駅を起点にして施設探しをするなら、できれば10キロ以上離れたところまでよく見るようにしたほうが得策です。といっても、駅に近い範囲に施設がまったくないという意味ではありません。少なくとも4キロ内で探してもそれなりに施設は出てくるのですが、入居先の候補を多めに確保するためにはなるべく広範囲を探したほうが無難なのです。施設の種類に関しては、グループホームが圧倒的に探しやすいです。それ以外の民間の施設については、サービス付き高齢者向け住宅が多いでしょう。入居コストは全体を通して安めに設定されています。月額使用料と入居一時金を合計して40万円を超える事例はめったにありません。入居一時金がゼロ円というケースも多い模様です。









































