歴史ある市街地に、介護付き有料老人ホームが活躍しています

古河文学館や古河歴史博物館といった当時の発展を学ぶ場所が古河駅の近くに残されています。駅から少し離れると、あっという間に平穏な住宅地が連なる一角にぶつかりますが、駅のすぐそばには商業施設が立ち並び、さまざまなサービスや物資を提供してくれます。
車両通行という観点から見た場合、古河駅は県道312号線に近いというメリットがあります。またバスに関しては、駅の東口・西口双方に乗り場が設営されています。路線の本数はかなり多く、JRバス関東・茨城急行自動車・朝日自動車・関鉄パープルバスと、茨城県とその近県を勢力範囲にしている大手のバス事業者が進出しています。
古河駅は、JRの東北本線の中では珍しく、唯一の茨城県内に置かれている駅です。古河駅は宇都宮線の管内にある駅ですが、通勤快速や快速ラビット、さらに湘南・新宿ラインが快速まで含めて停車します。古河駅が重要な駅とみなされていることのいい証拠でしょう。
隣接する栗橋駅では、東武日光線への乗り換えができるため何かと便利です。また、東武伊勢崎線と接続している久喜駅に近い点や、JRの両毛線や水戸線、さらに東北新幹線への乗り換えまで可能な小山駅に近い点はけっこうなメリットになるでしょう。
古河駅は近隣の住民にとって重要な交通インフラですが、利用率の絶頂期を過ぎてから20年以上が経過しているといわれています。1日あたりの乗客数を見ると、1999年に16000人を割っています。その後2004年には15000人を、2009年には14000人を割り込みました。2010年以後は、わずかながら微減という結果になる年が出ることがあるため、乗客減少にストップがかかることが期待されています。
古河駅の近隣では、介護付き有料老人ホームの進出が最近とても印象的に映ります。特に、入りたい施設のタイプに希望がない場合ならまずは介護付き有料老人ホームを重点的にあたってみることがおすすめです。そのほうが、あまり待たなくても入れる施設に遭遇できるチャンスが増えそうです。
もっとも、介護付き有料老人ホームの総数はまだそれほどではありません。しかし、駅から近い場所での開業に成功している例が近年相次いでいることは間違いありません。また、住宅型有料老人ホームも近年精彩があります。