北茨城市は県最大の自然公園もある緑豊かな街。商業施設も多い

北茨城市は茨城県の最北端の街。
炭鉱の街として発展した都市で、南の水戸市まで約57km、日立市まで約25kmといった距離。
北の福島県いわき市の平まで約38km、同市の小名浜まで約25kmと近く、いわき市と提携することも多いのが特徴です。
人口は1970年4万8,323人、1980年4万7,670人、2000年5万1,593人、2010年4万7,026人…と概ね安定しています。
現在は減少中ですが、2023年の調査では4万1,448人と4万人以上が暮らす街です。
交通機関としては、JR東日本の常磐線が磯原駅、南中郷駅、大津港駅から利用できますし、常磐自動車道が北茨城ICから乗降可能です。
一般道としては、国道6号、茨城県道10号・22号・27号等が走っており、日立電鉄交通サービスのバスや北茨城市巡回バスが走行中。
また、東京駅へ向かう「いわき号」や、新宿・王子駅へ向かう「新宿いわき号」、東京ディズニーリゾートと北茨城市を結ぶ「いわき・日立TDR線」といった高速バスも発着します。
北茨城市の東部は海に面しており、大津岬灯台、二つ島海水浴場といった海に親しめるスポットや、平潟漁港、大津漁港等の漁港もあります。
野口雨情や岡倉天心といった文学者にゆかりのある街で、景勝地も多いです。
観光スポットとしては、花園花貫県立自然公園や野口雨情記念館、茨城県天心記念五浦美術館、アートサロンギャラリー石井屋、七ツ滝、観光名所「六角堂」、花園神社等があります。
花園花貫県立自然公園は花園渓谷や五浦海岸等のある広大な自然公園で、茨城県の自然・国定公園の中で一番広い公園です。
花園オートキャンプ場ではキャンプが楽しめますし、中郷温泉「通りゃんせ」や天心の湯では、ゆっくりと温泉が楽しめます。
中郷「石岡さくら祭り」や大津の御船祭り、大津盆船流し、北茨城市民まつり、花園のささら等、お祭りやイベントも多いです。
市内には商店街やコンビニ、スーパー等の商業施設も多数。
特に県道22号の沿線には、家電量販店や衣料品店、ドラッグストア等が並んでいます。
加えて、住宅型有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの施設も緩やかに増えています。
住宅型有料老人ホームは入居一時金20万円程・月額利用料10万円前後と格安。
医療機関とも連携をとっており、しっかりと健康管理をしてもらえるのが魅力です。
一方、グループホームは、コタツのある和室や明るいテラス、花壇や家庭菜園もできる中庭などがあり、設備が充実しているのでおすすめです。