粟生駅は3路線が利用出来る。住宅型有料老人ホームは美しい庭園付き
粟生駅は、兵庫県小野市の粟生町に位置するJR西日本・北条鉄道・神戸電鉄の駅です。1913年開業。神戸電鉄においては最西端の駅となっています。JR西日本の「加古川線」・北条鉄道の「北条線」・神戸電鉄の「粟生線」が乗り入れる駅で、北条線は粟生駅を始発駅とし、青線は終着駅としています。JR西日本加古川線・神戸電鉄粟生線ではICカード「PiTaPa」「ICOCA」が使え、神戸電鉄粟生線利用時のみ「スルッとKANSAI」対応カードも使用可能です。3面4線のホームを3社共同で使用しており、1・2番線にはJR加古川線、3番線は北条鉄道北条線、4番線には神戸電鉄粟生線が発着。ホーム間は跨線橋を使って移動する形ですが、乗り換えがしやすい駅と言えるでしょう。ホームにはJR加古川線の加古川方面行き上り列車と西脇市・谷川方面行き下り列車、神戸電鉄粟生線の三木・湊川方面行きが停車。有馬温泉・三田・ウッディタウン中央方面は鈴蘭台で乗り換えです。そして、北条鉄道北条線の北条町方面行きも止まります。どの路線も発着本数は少なく、日中は1時間に1本程です。しかし神戸電鉄の列車は大半が有馬線・神戸高速線を通って新開地に乗り入れており、新開地には行きやすいでしょう。2014年度の調査によると、1日の平均乗車人員はJR西日本が915人、神戸電鉄が804人となっています。(小野市統計書より)粟生駅は東に加古川、西には万願寺川が流れます。民家も少ない静かな場所で自然も豊かです。近年、駅及び駅前の整備工事が行われ、新しい駅舎や駅前公園が出来ました。ちなみに駅前には小野市のコミュニティバス「らんらんバス」が発着します。このバスは65歳以上が無料ですので、シニア世代も気軽に利用出来ます。駅エリアには住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が誕生。月額利用料は10万円台ですが、入居時の費用が数百万円かかる高級系の住宅型有料老人ホームも現れました。料金に比例して設備が素晴らしく、家庭菜園や一年中美しい草花が咲き誇る庭園が楽しめます。優雅なシニアライフにぴったりです。粟生駅周辺は大きな商業施設も無く、穏やかな雰囲気の場所。駅から徒歩圏には内科もあるので、シニア世代がゆっくり暮らすには丁度良い場所だと思います。何といっても3路線が利用出来る交通アクセスの良さが魅力です。一度、駅周辺のシニア向けの住まいを見学してみて頂きたいです。














