南平岸駅周辺は商業施設あり。大型の公園やプールなどもある

南平岸駅は、札幌市豊平区の平岸4条13丁目にある駅で、札幌市営地下鉄「南北線」が乗り入れています。北隣の平岸駅まで1.1km、南隣の澄川駅まで1.2kmと近く、沿線は南北線が利用しやすいです。
南平岸駅は、平岸霊園の火葬場が近隣にあったため「霊園前駅」として1971年に開業しました。1984年に駅舎の増築工事を実施。1994年、霊園の火葬場が移転したことなどから「南平岸駅」に改称しました。旧駅名の由来である平岸霊園は、駅の南東400mほどの場所です。
現在の南平岸駅は、バスの待合室や売店がある高架駅で、「大通・さっぽろ・麻生方面行き」と、「真駒内方面行き」の南北線が発着しています。駅前のバス停には、北海道中央バスが運行する「札大南門経由の澄川駅行き」が止まります。
南平岸駅は市街地の中に位置する駅で、駅付近や駅の西を走る国道453号「平岸通」沿いには、商店が集中しており、スーパーやコンビニ、飲食店などが立ち並んでいます。国道453号にはじょうてつバスの「平岸小学校前」バス停があり、交通量が多いです。
南平岸駅エリアには、豊平区役所や月寒公園といった公共施設や、平岸高台公園や札幌市平岸プールといったスポットもある場所です。平岸高台公園は、シーソーやブランコなどの遊具が完備され、冬期にはスキーやソリのジャンプ台が作られます。公園には展望台があり、平岸を含めた札幌市の中心部が一望できるため、子どもからシニア世代まで幅広い年代の人々が訪れます。一方、札幌市平岸プールは本格的な温水プールで、水球やシンクロナイズドスイミングにも利用可能です。
近年、介護付きや住宅型の有料老人ホームやサービス付高齢者向け住宅など、シニア向けの施設が増えています。サービス付高齢者向け住宅の中には、精神科や心療内科、歯科などの病院併設の施設や、総合病院隣接の施設などがあり、通院しやすいです。
また、介護付有料老人ホームは24時間介護士だけでなく、看護士が常駐しているホームや、理学療法士による機能訓練やスポーツクラブによる介護度進行予防運動を実施しているホームなどがあり、それぞれ魅力的です。
南平岸駅は、さっぽろ駅まで11分ほど、隣接する札幌駅までも17分程度で到着します。南平岸駅周辺は、南北線のおかげで主要エリアに出やすい場所ですが、豊平川の川岸にある豊平川緑地ウォーターガーデンなど綺麗な自然が残っている場所でもあります。
南平岸駅周辺はシニア世代にもおすすめのエリアです。ぜひ、駅エリアのシニア向け施設もご検討ください。