札幌と小樽、どちらにも出やすい場所で楽しく暮らせます

これらの施設を除外すると、駅の周囲は一般的な住宅地がひしめき合っており、その中には市内の経済に多大な貢献を果たしている工業団地が含まれています。無人駅ではありますが、このようないきさつから常に一定の需要が確認される駅となっています。
1日平均の乗客数をチェックすると、20数年前から1000人を切っていることがわかります。もっとも、この10年くらいは微々たるものではありますが増加しており、2010年以後は800人台に連続して乗っています。
稲穂駅は、国道5号線に近い位置にあります。バスの停留所はこの大通り沿いを含めて2ヶ所設置されています。JR北海道バスがそれぞれに、本数は限られているものの便利な路線の乗り入れを実施しています。
稲穂駅は、JRの函館本線に所属する駅。利用者が多い駅ではないものの、区間快速列車が2種類(いしかりライナーのCおよびD)停車します。そして隣駅である手稲駅では、快速列車やホームライナーなど全種類の列車をつかまえられるため、この点はたいした欠点ではなさそうです。
7区間先には小樽駅があり、ここを経由して長万部駅方面に向かえます。長万部駅ではさらに、函館方面に、さらに室蘭本線への乗り継ぎを実施できます。札幌市中心部に行きたいときは、札幌市営地下鉄を使うのが便利ですが、その際は札幌駅から乗り換えるのがおすすめです。札幌駅とは7区間離れています(したがって、小樽駅と札幌駅という道内有数のハブ駅の中間にあることになります)。
稲穂駅の周囲は住宅地が多く安定した暮らしを営める土地柄であるものの、新規の介護施設を建設する動きはまだ緩慢だといわれています。これは諸々の事情があるためそう簡単には解決できない模様です。稲穂駅から介護施設を検索する場合は、できるだけ距離を広々と設定してからのほうが、事がうまく運びます。
極端に聞こえるかもしれませんが、10キロ以上離れた場所もなるべく見ていったほうが正解でしょう。それくらい離れたところに手ごろな料金で入れる施設が出てくることだってあるからです。もちろん料金だけが大事なポイントではありませんが、部屋や建物のスペースや提供するケアサービスの質の高さなどについても、なるべく広範囲から探したほうが、優れた施設に出会えるチャンスが増えるでしょう。