新興住宅地の最寄り駅のため、全体的にこざっぱりしています

わかりやすい形で区切られた道路が多く、初めて訪れた場合でも道に迷いにくいというメリットがあります。宅地開発などの対象となっているほか、スケールのある工業団地と近接している一方で、手稲山に連なる山地が近いことから、まだ手つかずの緑が残るエリアがたくさんあります。
きれいな街並みときれいな空気や風景を、一度に楽しめる点はこの上なく貴重でしょう。駅前はまだ各種の施設の建設が終わっていないため、近い将来に今以上に発展する可能性があります。
ほしみ駅は、国道5号線や337号線、北海道道452号線などの幹線道路と近い駅です。バスについては現在駅前での乗り降りができませんが、JRバスグループの乗り場が付近の車道沿いに2ヶ所設営されています。
ほしみ駅は、JRの函館本線に所属する駅です。「いしかりライナー」は「C」と「D」両方が停車します。快速については、近くにある小樽築港駅や手稲駅でつかまえることができます。小樽築港駅から2区間先にある小樽駅は、長万部方面へ通じる中継地点となっています。
よその鉄道への乗り継ぎについては、手稲駅の向こうにある桑園駅(札沼線と接続)・札幌駅(札幌市営地下鉄の南北線・東豊線と接続)・白石駅(千歳線と接続)あたりがいちばんの目玉といえるでしょう。
ほしみ駅の利用率は、開業以来右肩上がりの成長を続けてきました。通勤や通学を目的とした利用者が大部分を占めているため、朝や夕刻は目に見えて利用者が増加します。1日平均の乗客数は、開業の翌年に早くも2倍を超える伸びを記録しています。2004年には700人を超え、2010年には1000人を超えました。これは、職員が常時不在の状態で運営されている駅としては、まれな現象といえるでしょう。
ほしみ駅の近隣に建てられた介護施設は、ランダムに分散されている状態です。近年駅から1キロ以内の近場に建てられた例があるかと思えば、10キロ以上遠ざからないと施設がいっこうに見えてこない方角もあります。最初のうちは数キロ圏内を重点的に探してもかまいませんが、10~20キロ離れた場所で営業している施設に目を向けることも大事でしょう。これらの施設の共通点は、入居料金が安いこと。入居一時金と月額使用料を足しても15万円以内というケースが実は多いです。