めん羊やレンガ造りの農業倉庫が、市の象徴となっています

北海道の中央部分からやや北寄りに位置する、士別市。
名寄市や天塩国上川郡、石狩国上川郡などたくさんの自治体に取り囲まれています。
東武は北見山地に、西部は天塩山地に連なっており山地や丘陵地が土地の大半を占めています。
市街地は名寄盆地につながる一部の地区に集中して形成されてきました。
100年以上前から開拓が進められており、結果として大規模な農業の実現に成功しています。
現在も、広大な畑地から膨大な作物が生産されています。
特にテンサイの出荷量は多く、市の経済を長い間支えてきました。
また牧場の多さも突出しています。
羊が大量に飼育されており、市の観光にも大きな貢献を果たしていることは注目に値します。
羊と雲の丘やめん羊牧場は、TVドラマの撮影場所に選ばれたほど景色に恵まれている名所です。
このほか、山間部では林業が主力の産業となっています。
工業に関しては、自動車関係の事業所や研究施設が多めです。
この土地の条件を活用して、新たな製品の開発が進められています。
士別市は景観のよい場所が多い都市で、キャンプ場や釣り場、ゴルフ場などの娯楽施設があちこちにつくられてきました。
その中でも特に存在感が強いのが、つくも水郷公園でしょう。
広大な敷地に数々の設備が置かれており、さまざまな目的でご利用可能です。
普段のお散歩などの目的地としても優れています。
市内ではスキー場も数多くみられますが、競技向けの施設もあります。
三望台シャンツェは、一流選手が参加するスキージャンプの大会や合宿の場所として全国的に有名になりました。
士別市内で鉄道をお使いになるなら、JRの宗谷本線をご利用可能です。
現在は、市内に駅が5ヶ所建てられています。
幹線道路については、道央自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが1ヶ所設置されています。
国道40号線・239号線なども通行量が多くて便利な車道です。
路線バスや高速バスに関しては、士別軌道や道北バス、北海道中央バスのサービスがおすすめです。
士別市の人口は、数十年前から減少途上にあります。
2023年の集計内容を振り返ると、17,283人という結果になったことが判明します。
同年の高齢化率については、41.6%を記録しました。
士別市内でこれから介護施設へのご入居をお求めの場合は、特別養護老人ホーム・グループホーム・介護老人保健施設などが比較的見つかりやすい状態です。
民営の施設については、住宅型有料老人ホームなどが少しずつ新設されているところです。