北見工業大学の方向に向かうと、公園が多く見つかります
2017年の年の瀬の時期に、開業から60周年となる節目の日を迎える予定の柏陽駅。北見市は北海道の東北端に位置する自治体ですが、柏陽駅には「国内で最東、かつ最北の位置にある高架駅」という少し珍しい特徴があります。柏陽駅に高架化工事が実施されたのは平成初期のことでしたが、その際に数百メートルほど移設しています。
駅の周囲は、南西方向に立地する隣駅、北見駅の周囲から続く住宅街の一角です。商業施設の種類や軒数は申し分ないため、利便性という観点では問題は見当たりません。そのほか、文教施設がやや多い点が特徴的。少し歩いて住宅地の中を突き抜けると、すぐにのどかな風景に簡単に出くわします。また、北見駅との中間地点に所在する野付牛公園やその近くにある東稜公園は、憩いの場所として近隣に暮らす住民に広く使用されています。
柏陽駅は、国道39号線のすぐそばに建てられている駅。駅から南東に進むと、十勝オホーツク自動車道にぶつかります。バスを利用の場合、北海道北見バスがやってくる停留所が駅付近に2ヶ所存在します。
柏陽駅は、JRの石北本線の管内にある駅です。特別快速は停車しませんが、北見駅で一時下車して待てば捕まえることは造作もないことです。乗り換え場所は、管内では残念なことに少ししかありません。終着駅である網走駅まで行くと、釧網本線への乗り継ぎを実現できます。
発着駅である新旭川駅までは180キロ以上離れていますが、宗谷本線への乗り継ぎが可能となります。なお、新旭川駅の少し先に登場する旭川駅で降りたときは、富良野線および函館本線への乗り継ぎができます。柏陽駅は現在、無人化されています。駅の利用率を調査した事例はかなり少ないようですが、1日平均の乗客数はかなり僅少だろうと推測されています。
柏陽駅を起点として介護施設探しをしたくなったときは、最初のうちは駅から1~2キロくらいをターゲットにする程度でもよいでしょう。軒数は少な目ですが、最新式の設備を取り入れている施設が近年進出していますから。
しかしそれで物足りなさを感じたときは、一気に探す範囲を拡げたほうが好ましいでしょう。たとえばそれまでの2倍くらい、すなわち4~5キロくらいの範囲を見るようにしてはいかがでしょうか。特に、隣接する北見駅の方向を重点的にチェックしたほうが、おそらく時間が無駄になりません。施設の種類については、サービス付き高齢者向け住宅などがおすすめです。





