高齢者住宅と住宅型有料老人ホームが急増しています

現在は、貨物の取り扱いについては極めて制限されており、ごくまれにしか運ばれてこなくなりました。しかし周囲には日本製紙をはじめ、依然として数々の大企業の拠点が営業を続けており、旭川市全体の経済に大きな貢献をしています。
現在ではすっかり無人化されている新旭川駅ですが、周囲に人の気配がないわけではありません。むしろその反対で、駅の四方は建物が密集する市街地でいっぱいです。発達した市街地が広がるエリアのため、商業施設などはさまざまです。個人経営のところから大企業のチェーン店まで、「よりどりみどり」となっています。
現在の新旭川駅の利用率が低下している理由はいろいろですが、周囲の住民が自家用車やバイクといった、エンジンを利用した移動に慣れている土地柄であることが一因でしょう。新旭川駅の周囲でいちばん大きな幹線道路といえば、おそらくは国道39号線でしょう。ちなみに駅から北東の方向には、道央自動車道が走っています。
新旭川駅は、JRの宗谷本線と石北本線が乗り入れる駅です。宗谷本線の管内で見ると、快速が停まらない駅に指定されています。急ぎの用があるときは、隣接する永山駅などで乗り換えることが大事でしょう。なお、宗谷本線・石北本線の共通した発着駅となっている旭川駅とは2区間しか離れていないため、函館本線や富良野線に乗り換えたいときは有利な位置にあります。石北本線の管内では、旭川駅以外に網走駅が乗り換え先となっています。網走駅まで行くと、釧網本線に乗り換えできます。
新旭川駅がある地域では、近年急激に介護施設の建造ラッシュが起こりました。今から入居先を探す世帯には、幸運が舞い降りたといえそうです。特に施設が見つかりやすいのは、駅から2~4キロくらいの圏内でしょうか。
いちばん数を増やしているのはおそらく高齢者住宅で、その次に勢いが増しているのは住宅型有料老人ホームでしょう。グループホームや介護付き有料老人ホームなども、少しずつ増えている様子を感じ取れます。入居コストはとても安い傾向があり、入居一時金が発生しないケースが非常に多いです。月額使用料の平均額も、10万円前後の可能性があるほどです。