竹原市は海資源豊富。ウサギで有名な休暇村大久野島等もある

竹原市は広島県南中部に位置し、三原市、東広島市、と隣接しています。
瀬戸内エリアの交通要衝として発展してきました。
吉名漁港や長浜漁港では漁業が盛んで、製塩業や造船なども地域の主力産業となっています。
市内にはジャムのメーカー「アヲハタ」の本社工場があります。
竹原市はJR「竹原駅」を中心として官公庁や商業施設が集中するエリア、港湾や工業地区が発達した港エリア、文化財や寺院の多い町並み保存地区、また、竹原市の特産品となっているタケノコなどが良くとれる小吹地区があります。
高崎町阿波島周辺の『スナメリクジラ回遊海面』も有名。
スナメリは天然記念物として保護指定されています。
人口は1970年3万5,017人、1980年3万6,895人…と増加していましたが、1980年頃から減少に転じ、1990年3万4,771人、2000年3万1,935人を数え、2005年頃には3万人を割り、2023年には2万3,586人となりました。
交通アクセスとしては、JR西日本の「呉線」が走行。
忠海駅、大乗駅、竹原駅などから利用することができます。
最寄りの空港は広島空港で、竹原駅や竹原港から広島空港へ向かう路線タクシーが定時運行されています。
芸陽バスの高速バス「かぐや姫号」によって、広島駅や広島バスセンターと結ばれています。
市内には高速道路のインターチェンジ(IC)がなく、山陽自動車道の河内ICが最寄りとなっています。
国道2号・185号・375号「東広島呉自動車道」、広島県道59号「東広島本郷忠海線」などの一般道は数多く通っています。
また、竹原港や忠海港などの主要港もあり、竹原港に竹原市と大崎上島を結ぶ「しまなみ海運」や、契島運輸、山陽商船・大崎汽船などが発着します。
大三島フェリーは大久野島や大三島に行きますし、休暇村大久野島にも船が出ています。
休暇村大久野島はたくさんのウサギが生息することで有名となり、癒しスポットとして毎年多くの人が訪れています。
竹原市にはその他にも、「湯坂温泉郷」や「黒滝山」「バンブージョイハイランド」「木村城」「たけはら美術館」「かぐや姫美術館」「今井政之陶芸会館」など観光スポットが多数。
「道の駅たけはら」や「海の駅たけはら」といった直売所も賑わっています。
そして、何といっても竹原歴史民俗資料館町並地区や竹鶴酒造などのある「町並み保存地区」は「都市景観100選」に選ばれるほど美しく「安芸の小京都」 とも呼ばれています。
市内にはサービス付き高齢者向け住宅やグループホームといったシニア向けの住まいも増え、駅からすぐの場所にも介護施設ができつつあります。