ホームの上屋が延びたおかげで、雨の日に過ごしやすくなりました

舟入川口町のそばでいちばん目立つ施設といえば、文教施設でしょう。公立の小学校や県立の高校の敷地が線路を挟んで近接しています(高校に関しては、路面電車を使用した登下校が認められているため、平日の朝や夕刻などは通学者で停留場の内外がごった返します)。
これらの学校を含めて、地域全体が平坦な市街地の趣を呈しています。線路沿いは中低層のビルが比較的多いですが、それ以外はほとんどがごく普通の民家で占められています。高齢者にとって理想的なライフスタイルを追求する上では、その理想を裏切らないエリアと呼んで構わないでしょう。
舟入川口町停留場は広島電鉄の江波線の管内にある停留場です。乗り換え場所は、始点である土橋停留場に限定されます。土橋停留場で下車すると、広島電鉄の本線に乗り移ることが可能となります。
土橋停留場は、十日市町停留場と隣接しています。十日市町停留場は、横川線への乗り継ぎ場所としてよく使用されています。この本線の終点は広電西広島停留場ですが、ここまで足を運ぶと宮島線ないしJRの山陽本線への乗り継ぎを実現できます。
舟入川口町がある舟入地区は天満川と旧太田川に挟まれていますが、車両による通行もさかんです。近くて便利な幹線道路は平和大通りと国道2号線で、その次に近いのは広島高速3号線や4号線でしょうか。
舟入川口町停留場がある一帯は、介護施設の密度が高いエリアではありません。高齢化の進行ぶりを観察していると、介護サービスの需要は低いとは思えなくなるのですが、「まだ供給が追いついていない」という様子が感じ取れます。
そこで今から舟入川口町停留場のそばで施設を見つけたいのなら、4~5キロ離れたあたりまで忘れずにチェックを繰り返し行ったほうが賢明でしょう。運がよいときは、徒歩10分くらいでアクセス可能な便利な場所で定員を募集している施設にめぐり会えるのですが、いつでもそのような幸運が約束されているわけではありません。見つけられるチャンスがある施設の種類は、サービス付き高齢者向け住宅か介護付き有料老人ホームになるでしょう。