観光資源の豊富な呉駅!駅周辺には繁華街も

呉駅のある呉市は瀬戸内海の中央部、広島県の南西地域に位置し、陸地部と「島しょ部(とうしょぶ)」で構成される市です。
古くから鉄鋼・造船などの重工業が盛んで、第二次世界大戦前は海軍の基地として栄えました。
戦後は旧軍財産の転活用を行いながら、産業団地の整備や先端産業の誘致、新産業の育成などにも注力。
広島県を代表する工業都市として発展を続けました。
2003年から2005年にかけて周辺の8町と合併したことで、自然・歴史・文化など特色のある多様な地域資源を獲得。
島しょ部などで行われているかんきつ類や野菜などの農業も、市の特徴・魅力となっています。
さらに、市内には「旧海軍ゆかり」の遺構・史跡や、江戸時代の朝鮮通信使との交流の歴史に触れることができる「松濤園」、瀬戸内海の美しさを堪能できる「瀬戸内海国立公園野呂山」などがあり、観光資源も豊富です。
日本全国から訪れる観光客を対象とする宿泊業も盛んで、市内各所にホテルや旅館が立地しています。
そんな呉市の市街地の中心となっているのが呉駅であり、駅ビルの「クレスト」にはスーパーの「フレスタ呉駅ビル店」など多くのテナントが入っており、市民の重要な買いものスポットです。
駅の南西は300から400メートルほど進むと港があり、戦艦大和の模型で有名な「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」や「海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)」、「入船山記念館」、「呉市立美術館」などが立地。
市の重要な観光スポットとして、多くの観光客が訪れています。
市の北東側は市街地が広がり、商業施設や飲食店が多いので買いものに便利な地域です。
駅周辺は繁華街となっていますが、駅から少し離れると閑静な住宅街が広がり、山麓に沿って宅地も造成されています。