サービス付き高齢者向け住宅は、要注目です
鵜飼駅が誕生したのは、今から1世紀以上昔の大正初期のことでした。もっとも当初は停留場で、正式に駅に昇格したのはそれから10年近く経過してからです。第二次世界大戦が終わってしばらく経つまでは、貨物の運搬をさかんに実施していました。
現在の鵜飼駅は、平穏な住宅地の真ん中に位置しています。駅の近くには警察署や裁判所、税務署といった公的な施設がやや多い印象です。そのほか、市民病院が徒歩で楽々とアクセスできる場所にあることが目立つセールスポイントです。
商業施設などはあちこちに点在しているイメージです。鵜飼駅の付近でバスをお待ちになる場合は、中国バスが運行するサービスをご利用できます(ただし現在は、日曜日は運行されていません)。
鵜飼駅は、JRの福塩線に所属する駅です。どちらかといえば管内では中間地点の近くに位置しています。発着駅である福山駅とは20キロ以上離れています。この福山駅まで出向いていただくと、山陽本線および山陽新幹線にお乗り換えできます。その3区間手前にある神辺駅では、井原鉄道の井原線をご利用できます。
これらの2駅を除くと、お乗り換えのチャンスがある駅は終着駅である塩町駅に限定されます。塩町駅までは50キロ以上離れていますが、足を伸ばしていただくと芸備線へのお乗り継ぎが可能となります。
鵜飼駅は、40年以上昔から職員が常駐しない体制にて運営されてきました。駅の利用率が低いことがその主因です。過去20年間の1日平均の乗客数を計算しますと、ゆっくりと下がり続けていたことが浮き彫りになります。最後に400人以上を記録したのは1997年のこと。その8年後に初めて300人以下となりました。しかしその後は、横ばい気味に変わっています。2013年は久しぶりに300人以上を記録しました。
施設の種別に関しては、サービス付き高齢者向け住宅が多いエリアになっています。





