交通網の整備がされた大塚駅!駅の周りは新興住宅で形成

大塚駅のある安佐南区は広島市の北西部に位置し、市内で最も人口の多い区です。
1956年から1966年にかけて区域の山地部で大規模な宅地造成が行われ、それにより人口が急増し、2020年4月時点で約25万人が居住する区となっています。
人口の増加とともに交通網の整備も進められ、「広島高速4号線」や「祇園新道・中筋沼田線」など広島の市内・市外への移動が容易となる道路網が作られていきました。
さらに、「広島広域公園」のある沼田地区では「西風新都」の整備が進められています。
西風新都とは「住む」「働く」「学ぶ」「憩う」「護る(防災)」という複合的な機能を兼ね備えた都市構想のことで、実現されれば高齢者にとって住みやすい街となるでしょう。
そんな安佐南区にある大塚駅は、市の北西部を通るアストラムラインの駅です。
その終着駅は、「エディオンスタジアム広島」の最寄り駅である広域公園前駅で、大塚駅はその一つ前の駅。
大塚駅のある沼田地区は広島市で働く人のベッドタウンとして開発が進められたこともあり、駅の回りは新興住宅地が形成されています。
ただし、駅のすぐ近くは田畑となっていて、家屋が密集する住宅地はやや離れた場所です。
駅周辺には買いものスポットはなく、まとまった買いものをする場合は車にて「The OUTLETS HIROSHIMA」などに向かう必要があります。
また、広島高速4号線の「西風トンネル」を使えば広島市街地にも短時間で向かうことができるので、山に囲まれた場所でありながら、交通の利便性は高いです。
大塚駅周辺は広島市としても開発に注力している地域であるため、今後さらなる発展が期待できます。